戦(いくさ)というものを適確に再現した、戦術性の高いゲームだと思います。
(※以下のレビューは通常版をプレイした感想です。)
【特に感心した点】
1.信長の野望でおなじみの戦闘方式(3すくみ)に加え、敵味方問わず駒の戦力値の小さい順に行動する。後者が秀逸。
2.(上記1.のルールにより)一方では、先制攻撃によって多勢を少数で打ち破ることも可能。
3.他方では、駒を集結させ、戦力をまとめて多勢で攻め上がるメリットはとても大きい。
(まさに大軍で踏み潰すというイメージ。現実味があります)
4.戦力には限りがあるので、欲張って領地を広げようとしても、戦力の分散を招き、結局は後退を余儀なくされることに。
5.城を支配することによるアドバンテージが大きい。(敵の拠点はなかなか落とせない。籠城が有効な点も現実味あり)
6.自軍の要所(城)、攻撃の拠点(城)への部下の配置、敵の動きの推測等、マップ全体を視野に入れた的確な采配が必要。
7.CPUの考慮時間がゼロ。(敵味方が同時に進軍。その先後は駒の戦力値によって決まります。上記1.参照。)
【総評】
・指揮官の視点で見ると、現実の戦もこうなのだろうと思わせるような作品に仕上がっています。
・ゲーム自体が非常にテンポ良く進む上、BGMも好戦的で(?)高評価です。
※ただし、ルールについては理解するまでに少し時間を要します。
(そして、完璧に理解できていないとゲームの面白味が半減してしまいます。)
→足軽でも騎馬隊を破ることが出来たり、多勢で攻め込むことが逆にマイナス作用する局面もあるのです。
・もっとも、説明書の巻末には練習問題まで付いており、ルールの理解には万全のフォローがなされていますので、御心配なく。
⇒おすすめの作品です。