内容紹介
坂本龍一、キース・ロウ(AMM)、デヴィッド・シルビアン(JAPAN)など多士済々の精鋭たちとコラボレートし、ジム・オルーク、ピタとのユニット「フェノバーグ」でも知られる音響界のアイドル(?!)フェネス。その彼が、昨年ノックスヴィルでのアクトのために組んだ即興ノイズトリオのライブ録音盤「KNOXVILLE」が遂にスリル・ジョッキー/LADY-OからFENNESZ DANIELL BUCK名義でリリースされます!更に、組んだ相手というのが何を隠そうシカゴの実験的なギタリストであるデヴィッド・ダニエルとオーストラリアのアブストラクト・ミニマル・ジャズトリオ、ネックス(NECKS)のドラマー、トニー・バックというから驚き。そして期待は高まります!!
ダニエルといえばグレン・ブランカと双璧をなすNYミニマル第一世代リース・チャタムのバンド参加やローレン・コナーズとの共作で有名であり、 昨年こちらもスリル・ジョッキーからリリースされたトータスメンバーDOUGLAS MCCOMBSとの「SYCAMORE」は記憶に新しいところでしょうか。一方のバックは既にカルト的な信仰を受けるNECKSのメンバーであると共に、大友良英らを集めてPERILを自ら結成、ソロ作も名門STAUBGOLDからリリースする今一番注目すべきオーストラリアの実験音楽家のひとり。最近のフェネスの活動に、やや小ぎれいにまとまった印象を受けていたファンには考えの改めを要求するであろう、ドローンとうちつけるようなノイズの応酬のおりなす緊迫した空気の綱渡りが、まさに即興演奏の妙味とスリルに満ち満ちる最高の内容!シリアスな現代音楽とフリージャズから音響、ポストロックに至る線上で微妙に異なる位置ながら、ひときわ大きな点となってきた三者ならではの一瞬の邂逅が、豊かな闇の海原の中で激しい閃光と火花を散らす!