「人事科学」という言葉に惹かれて購入。
稀少本という事で中古価格も2倍以上だが本書はその価値が十分にある。
恐らく、本書は人事改革を試みたい方が手に取られると思うが、
まず数字や数学に苦手意識を持つ方には余り役に立たないと思う。
書いてあることを、実際に実践しようと思うと、数字で論理を組み立てる力が必要になる。
逆に、統計や数字で物事を追い詰めたい、間接部門の仕事も数字で表すべきだと
考えられている方には、いい意味で刺激を受けるのではないかと思う。
いずれにせよ、人事が「永遠の課題」などと言いがちな問題に対して、
ややアカデミックな面もあるが、その永遠の課題に対して科学的にどうやって
アプローチして実践すべきかという手法まで掘り下げた点は高く評価したい。
他社や先進企業の成功・失敗事例や、理論ばかりの人事本より面白かった。
理系チックな頭の持ち主+リーダー気質+人事課長クラスの方には超オススメ。