まず,240ページの書き下ろし小説が付いて2800円という値段設定がスゴイ。
次に,主人公がかなり凄惨な生い立ちのアウトローなのに,実にいい奴である。
また,浜松を舞台に「崩壊した世界」を実に巧く表現している。余談だが,火浦功氏の短編に少し雰囲気が似ている(全面核戦争数日後の世界。AI搭載のジュース自販機が,自分の前で倒れ伏した生き残りに対して,無償でジュースを出す。といったお話)。その点も気に入った。
そして何より,放置されたプラネタリウムのコンパニオンロボという,マニアックなヒロイン設定。正直これだけで100点満点。
私は通っていた名古屋の「アストロドーム」が閉鎖されたことを思い出しながらプレイしてました。
少し悲しいお話ですが,お勧めの一品です。
皆さん買ってください。このソフトの商業的成功によって,プラネタリウムが見直されたりとか,アニメ化されたりとかいった展開を期待しています。