主人公・滉は、刀の人格と言葉を交わすことが出来る。
その彼がひょんなことから主人となった刀・襲と、
彼の宿敵・オロチとの因縁に区切りが付いた前巻。
その疲労(穢れ)は、滉にも彼の家の刀たちにも重く残った。
それを祓ってもらいに、以前にも縁のあった神刀達の元へ行く話。
その帰り道に出会った、滉と因縁浅からぬ刀との話。
その後の日常で出会った、刀との話。
その三話からなっている一冊でした。
怒ってばかりいるような、不器用な父親。
今回、少し、滉との距離が近くなったような気がします。
襲も、今回は子どもっぽい(?)一面を見せていたのが面白かったです。
滉との距離が縮まったからこそ、そういう行動も取れるのかな、と思うので。
三話目が、あまり好みではなかったので星を一つ減らしました。
それでも、刀の人格達はそれぞれ癖があって楽しく、
次にはどんな刀達が出てきて、滉とどんな交流をするのだろうか、
と、楽しみなシリーズです。