ズバリ、良書です!
円心会館の基本的技術や考え方は、芦原会館のモノと大差はありません。
しかし、やはり試合という実戦で積み上げられ磨かれたノウハウが、
技術の解説に深みと説得力を与えています。
その昔に講談社から出された芦原会館の技術書3冊も持っていますが、
その良い所取りをしてギュッと1冊にまとめたような本で、
基本からサバキの応用、戦略、トレーニング、試割、護身術と
盛りだくさんの内容もお買い得。w
掲載されている写真や図版は、元になった洋書から転載されているようで、
小さくて画質が悪いのが難点ですが、
翻訳文は「如何にも…」といった固さも無く読みやすいもので好印象です。
芦原サバキのマンガ本とこの本で補い合って読むと非常に役立ちます。
また、二宮館長が柔道経験者のためか、サバいてから柔道的な投げに繋げる技も多くて
芦原と円心の違いを見比べるのも興味深い。
まずは芦原のマンガを、それを十分に理解したらこの本に進むというのがお薦めです。w
円心会館は、クエストから出ているビデオとDVDを持っているのですが、
動きが雑で汚く見えて、少々敬遠してました。
しかし、この本を読んで考えが変わりました。
技術的な美しさやキレの良さは芦原、
多少動きが汚くても試合などの実戦性で円心、
……なのかもしれません。