本誌の構成は、作品やキャラクターの解説・ストーリーの概要、北村想氏
のインタビューや乱歩版の解説やK-20 怪人二十面相・伝キーワード辞典、
そして製作者のインタビューや美術セットの解説をそれぞれ1/3ぐらいに
割り振ったものとなっています。
読んでみた感想としては、「ちょっと難易度が高いかな?」といった感じ
で、全体的に文章の分量もなかなかあるうえ、コラムなども初めて二十面
相や少年探偵団に触れるような方には読み進めていくのか少し大変なよう
な気もします。K-20を見て、「映画を見て二十面相について興味を持った
!」、「もっとK-20の世界に浸りたい・知りたい!」という熱意のある方
でないと全体的にとっつきにくいかもしれません。
映画を面白いと感じもう少しだけK-20の舞台裏の様子を見たいという方に
は劇場で販売されるパンフレットを購入されることをお勧めします。こち
らの方が値段が安いですし、インタビューが掲載されているキャスト方々
の数はこちらの方が多く、小道具や衣装の制作・収集秘話なんかもこちら
の方にしか記されておりません。
K-20が好きで、もう少しだけ楽しみたいという方はパンフレットを、もっ
とK-20について知りたいという溢れるほどの熱意のある方はパンフレット
とガイドブックを両方買われることをお勧めします。
個人的には、最初のページをめくった1ページ目のポプラ社の少年探偵団
シリーズの表紙を模倣したK-20版の怪人二十面相の姿を見ただけで「やら
れた!」と感じてしまいました・・・