78年発売のクイーン7枚目のアルバムです。初期のクイーンは「オペラ座の夜」を始め、コンセプトアルバム的な統一感のあるアルバム作りをしていましたが、前作「世界に捧ぐ」より、個々の楽曲に重点を置いたシンプルな路線に変更しました。このアルバムも、クイーンファンの間で、ビートルズの名作「ホワイトアルバム」との共通点を見出す人が多いように、バラエティに富んだサウンドになっています。しかし、何といってもファンを驚かせたのはアラビア語で歌われる1ではないでしょうか。しかもこれが抜群に格好いいのです。他にも大ヒットした412を始め、クイーンらしいアクの強さを残しつつ、名曲の多いアルバムになっており、多くのロックファンに聞いて欲しいアルバムです。