登録情報
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| 1. Night School |
| 2. Beltway Bandits |
| 3. While You Were Art II |
| 4. Jazz from Hell |
| 5. G-Spot Tornado |
| 6. Damp Ankles |
| 7. St. Etienne |
| 8. Massaggio Galore |
私は後にも先にもこれに似たアルバムを知らないが、あえて言えば現代のエレクトロニカアーティスト、リチャード・ディヴァインやマウス・オン・マーズなんかの音作りに似ているのではないか?電子音楽による極端な混沌さは変わりないはずだが…。
サンプリング&プログラミングという事で冷たい質感を想像してしまいがちだが、使われている音色は徹底して官能的だし、複雑な曲構成とスケールのはっちゃけ加減にはやはり人間臭さタップリ。そういった意味では先ほど挙げたエレクトロニカとはまた別の物にも思えてくる。
つまり、なぜかこれは「プログレッシヴロック」を感じさせるアルバムでもあるし「エレクトロ」の形もとっているアルバムだ。要は、電子楽器が単に、彼の頭の中で起こっていた妄想を形にするのに都合がよかっただけ。ここでは、多くの演奏家のフィルターを通じてアウトプットされているこれ以外の作品に比べ、よりストレートに変な世界を伝達してくれている。
不必要なアイロニーやストーリー性が消えてなくなり、奇妙で荒削りな楽曲がゴロゴロ無造作に転がっていて、非常に気持ちが良い。一方できっちりと整理された楽曲との対比が、聞き手の心をゆさぶるばかりだ。
敢えてカテゴライズするなら、私にはJazzというより現代音楽寄りに聞こえますが、なぜか他のアルバム以上に、曲にザッパの内面がナイーヴに反映されているようにも感じられ、それゆえ愛着の沸く1枚です。
発売当時は評価が分かれたそうだけど、個人的には余裕で星5つですな。
シンセ&電子音楽、または宅録に興味ある人には特におすすめ。新鮮な驚きがあるでしょう。
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