GUIプログラミングの基本的な知識を前提としているようで、
イベントやリスナーなどの基本的な用語がわかっている人向けの本です。
Swing の仕組みの詳細は説明されていませんが、
サンプルコードがシンプルで、わかりやすいですので、
見よう見まねで、GUI プログラミングが出来るようになります。
なお、サンプルコードは、Vol.II の CD-ROM に収録されています。
※ 以前、サンプルコードがデジタル媒体で
入手できないといった誤った内容を書いてしまいました。
お詫びの上、訂正させて頂きます。
誤記が多いというのは本当で、星ひとつ減点しました。
以下に「初版第3刷」で見つかった誤記のなかで
目立ったものを2つほど指摘しておきます。
・16ページ
シャットダウンフックは、後から登録したものから先に呼び出される。
→ シャットダウンフックの呼び出し順序は規定されていません。登録したものは何らかの順序で並行して実行されます。
Runtime クラスの addShutdownHook メソッドについて Javadoc には次のように記されています。
「仮想マシンがシャットダウンシーケンスを開始すると、すべての登録済みシャットダウンフックを、
指定されていない順序で起動し並行して実行します。」
・全般
本書の全てのサンプルコードが GUI の起動を main スレッドで行っていますが、
これは、スレッド安全上危険なやり方とされています。
正しくは、以下のように invokeLater() メソッドによって起動します。
public static void main(String[] args) {
SwingUtilities.invokeLater(new Runnable() {
public void run() {
createAndShowFrame();
}
});
}
private static void createAndShowFrame() {
JFrame frame = new JFrame("JFrame02");
frame.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
frame.setSize(400, 300);
frame.setVisible(true);
}
その他の誤記について知りたい方は
「Java GUIプログラミング Java SE6対応 Vol.I 初版第3刷 正誤表」
で検索してみて下さい。ブログにまとめた記事が見つかります。