デザインパターンと言うよりは、Javaのマルチスレッドの入門書です。
この本のすごいところは、易しく分かりやすい説明にも関わらず、その内容は極めて正確かつ厳密であるということです。入門書の中には、分かりやすさのために正確さを犠牲にしている本も数多くありますが、この本は見事に両立させています。
マルチスレッド初心者はもちろん、既にある程度マルチスレッドのプログラムを書いている人にもお勧めできます。
特に「ただsynchronizedを付ければいいんじゃないの?」「wait()とsleep()って違うの?」「このInterruptedExceptionって何だろう」等々の疑問を持ちながら「なんとなく」プログラミングしている人はぜひ本書を読んでみてください。きっと数多くの新しい発見があるでしょう。
またマルチスレッドの話題のほとんどの範囲をカバーしているので、参考書やサンプルコード集として、上級者にも有用です。