■第2章 Springの導入
Springを利用したWebアプリケーション開発の開発環境について説明していこう。
本書では,Javaの開発環境として普及が進んでいるEclipseを利用する。EclipseのプラグインであるTomcat PluginとSpring IDEのインストールから使用方法までを説明するので,EclipseにSpringを利用したWebアプリケーション開発用のプロジェクトを作成できるようになろう。
■第3章 DIコンテナ
Springの核であるDIコンテナについて説明するので,ここが読み終わればDIコンテナの実体であるBeanファクトリやApplicationコンテキストの使い方を定義ファイルの書き方も含めて理解できるはずだ。
■第4章 アスペクト指向プログラミング――AOP(Aspect Oriented Programming)
Springが備えるAOPフレームワークや,そのほかのAOPフレームワークの紹介を通して,アスペクト指向についての基本的な内容について説明しよう。
DIとAOPを組み合わせることで,DI単体の場合と比べて,より優れた関心事の分離を行え,オブジェクト指向とアスペクト指向が相補的な関係にあることが明らかになるはずだ。
■第5章 DBアクセスとトランザクション管理
Springを使用したデータベースアクセス,およびトランザクション方式について説明しよう。データベースアクセスについては,従来のJDBCを使用したデータベースアクセスの問題点と,Springの備えるJDBC抽象フレームワークの利点,および使用法について理解してほしい。トランザクションの項では,Springのトランザクション機能について,また第4章のAOPフレームワークを組み合わせた宣言的トランザクション方式について理解できるようになることが目標だ。
■第6章 MVCフレームワーク
SpringのMVCフレームワークについて,サンプルアプリケーションを通して説明する。SpringのMVCフレームワークの特徴である,DIコンテナをベースに設計されている点に着目しながら,フレームワークを構成する基本的なクラスの利用方法を見て行こう。
■第7章 Strutsとの連携
MVCフレームワークとしてもっとも普及が進んでいるStrutsとSpringの連携について,サンプルアプリケーションを通して説明して行こう。Strutsを単体で利用するよりも,Springと連携させることで,より優れたアプリケーションアーキテクチャを実現できることが明らかになっていくはずだ。
■第8章 Hibernateとの連携
SQLを使わないO/RマッピングフレームワークHibernateとSpringを連携させてデータベースアクセスを行う方法について説明しよう。なにかと良い面ばかりを取り上げられるSpring+Hibernateだが,落とし穴だってあることに気がついてほしい。
■第9章 iBATISとの連携
O/RマッピングフレームワークiBATISとSpringを連携させてデータベースアクセスを行う方法について,SpringJDBCを使ったサンプルアプリケーションとiBATISを使ったサンプルアプリケーションを比較して説明しよう。SQLを使うことを意識したO/RマッピングフレームワークiBATISの特徴と利点がわかってもらえると思う。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
対象読者は限られる,
By かず - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装 (単行本)
あちらこちらにSEとしての著者の理念がちりばめられているところに好感が持てる。これから一人前のSEを目指そうという人にはよい刺激になるだろう。ただし本書は「Spring入門」だが、Javaの他のフレームワークを使ったことがないと、Springの有り難みが沸かないだろう。私のようにJavaは知っているけれど、J2EEやStrutsの様なフレームワークを使ったことがない人には「入門」とはいえ敷居が高い。ページ数が少ないわりには内容が盛りだくさんなので個々の記述がかなり簡素になっていて少々物足りない。入門ではあるが他のフレームワークを使用した経験がある人向けの入門書であるため、Java初心者は注意のこと。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
うまくまとめられた良書,
By sieghart (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装 (単行本)
うまくまとめられた良書。読む前提としてServlet+JDBCの経験は必要だと思う。 StrutsやHibernateの入門レベルの知識があるとなお良い。 本書の特筆すべき点は、 Webアプリケーションの概論・レイヤ化・各レイヤに対するSpringの当てはめ方が、 入門書として過不足の無い情報量で1冊にまとめられている事。 Seasarの青本でも同様の事を説明しているが、このあたりの説明は本書の方が秀逸。 本書は入門書なので、SpringやWebアプリの全てをこの1冊で理解しきれるものではない。 が、さまざまな方向(各フレームワーク・設計・TDD・他のDIコンテナ等々)へ知識を伸ばす土台となる。 唯一の難点は、プレゼンテーションからデータアクセスまで、完結したサンプルが用意されていないこと。(-1の理由) 読破した後の総仕上げとして、各章で学んだ知識で1つのWebアプリを作ってれば、良い演習になる。
5つ星のうち 1.0
読みづらい,
By
レビュー対象商品: Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装 (単行本)
一つの文が長すぎる。息継ぎを許さない造りな割に内容の具体性が弱く、知識を得た感覚がない。 〜というものは〜べきだ、のような訓示が目立つが俯瞰と自己主張が多すぎて、「入門」ではなくなっている。
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