本書は、なぜバグが生じるかについての深い洞察を、平易で分かりやすい言葉で説明した後に、個人や会社としてバグを回避するために取り組む際の心構え、および、具体的で実践的な提言をしている。タイトルのJavaに限らず、あらゆる言語を用いた開発、プログラミングにとって、非常に有益な本だと思う。たとえば、具体的な提言の一例として、コーディングはコメントから完成させる、と書かれている。このようなことは、言われてみればなるほどと思うが、なかなか自分では考えつかない。繰り返しになるが、本書は、ソフトウェアの品質改善に取り組むすべての人達にとって、貴重なヒントの宝庫である。