1日で読めるほど平易な、本当のJava初心者向けのJava入門書として評価できる。
変数、演算子、制御文、等のプログラミング言語としての基本を解説した後、クラス、継承、インターフェース、ポリフォーミズム、例外処理、ストリーム、パッケージ等、Javaの理解に欠かせない主要な概念について、それぞれ10数ページのイラストでもって説明していく。ただし、(アプレットを含め)GUI的なプログラムの作り方、また、ネットワークプログラミングについては一切触れられていないので注意。
Javaのようなオブジェクト指向言語を独学で身につけようとして、その全体像が見えてくる前に挫折してしまった人は多いのではないか。重要なのは、全体の簡単な見取り図を頭の中に想い描くことができるかどうかだと思う。そういう意味で、本書は、Java初心者に対する見取り図として役に立つ。Javaの入門書は時々買ってしまうのだが、最後まで読み通すことができたのはこれが初めてではないかと思う。