登録情報
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| 1. Quadrangle |
| 2. Blues Inn |
| 3. Fidel |
| 4. Appointment In Ghana |
| 5. A Ballad For Doll |
| 6. Isle Of Java |
| 7. Street Singer |
| 8. Melonae's Dance |
| 9. Medina |
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5つ星のうち 4.0
ジャッキー・マクリーンがプレステッジからブルーノートに移籍した第一作目。,
By 青木高見 (東京都練馬区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Jackie's Bag (CD)
ジャッキー・マクリーンがプレステッジからブルーノートに移籍した第一作目。ベースのポール・チェンバースは全曲を担当しているが、前半の三曲は1959年1月18日の録音で、トランペットにドナルド・バード、ピアノはソニー・クラーク、ドラムはフィーリー・ジョーンズという編成である。もしトランペットがアート・ファーマーであれば、あの「Cool Struttin'」 になる。クール・ストラティンは1958年1月5日の録音なので、この演奏はちょうど一年後にあたる。マクリーンのリーダー作で、それもブルー・ノートのスタートのアルバムにマクリーンは五曲を自分の曲で望む。おりしも1959年は、あと一年で60年代になる節目の歳でもあり、多くのミュージシャンが新しいジャズの潮流を作るべく模索していた。結果ゴリゴリのハード・バップではあるが、モード的試みも感じられ苦労の後がうかがえる。後半の三曲は1960年9月1日の録音で、テナーにティナ・ブルックス、トランペットにブルー・ミッチェル、ピアノはケニー・ドリューという編成である。後世、明らかになった事だがティナ・ブルックスのリーダー作の三曲がキャンセルされて、このアルバムに付け足されたと聞く。つまり、冒頭の三曲がマクリーンが言いたかった事かもしれない。このアルバム以降、マクリーンは常に自分の個性は失わないものの様々な時代の流れに試行錯誤しながら最後まで挑戦し続けて行く。(青木高見)
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
変遷期に咲いた個性の際立ち,
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レビュー対象商品: Jackie's Bag (CD)
モード・ジャズとフリー・ジャズが50年代終わりから60年代初めに吹き荒れていた時期の録音。ハード・バップやファンキー元禄の追い風の中で、大きな曲がり角に差し掛かったジャズがどこに向かうのか予測だにつかない状態の中で、ジャッキー・マクリーンは確実に個性を確立し、新たな胎動へ対峙した自らの音楽を模索しつつあった。このアルバムはそうした状況の中で制作された彼の代表作のひとつである。Quadrangleではすでにフリー・ジャズ的パッセージが感じられるが、他のメンバーは依然としてハード・バップのコンセプトを引きずっているのがなんとも不思議で不安定な気がする。個性が強く職人的アルト奏者でもあるマクリーンだが、冷静にその変遷を省みると常に時代と苦悩しながら試行錯誤してきた姿勢がうかがえる。個性と革新性という二律背反は、大いなる矛盾の中で弁証法的に彼を成長させたのだろう。
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