店で一度試聴してみよう。
このデザインは以前Boseが重低音を出すシステムで用いたことがあると記憶している。なんでもこの筒の中で空気の振動が共鳴することにより波長の長い(重低)音が増強されるということだった。もちろん筒の長さにより固有振動数が偏って増幅される気もするが斜めにカットすることでフラットな効果を作り出そうとしているのだろう。しかしBoseとなると値段がそれなりで視聴したことはなかった。○×電気でこのスピーカーを見たときに当時の記憶がよみがえりしかも国内メーカーで工場はマレーシア。どうせなら(お金持ちの)中国よりはマレーシアの人たちのためになりたい、と「買うならこれ」と密かに決めた。新しいiPodを購入したため購入欲求はさらに膨らんだ。いざ○×電気へ行き自分のiPodと接続してみると思いのほか音がでかくて冷や汗をかいた。まあ「ご自由視聴してください」と張り紙あるし、いかにもそのために通電してあるので、シムケンの叫び声をバックにヒラリーハーンのバッハとピンクフロイドの炎1曲ずつ聞いた。サラウンドモードになっていたようで臨場感十分だったが、そのままでは正しく評価できないのでサラウンドをoffにするとヒラリーハーンもフロイドも自分好みの音が表現された。
そしてなかなか購入を決めることができず2ヶ月ほど冷却期間となった。躊躇したのはまず価格のことだった。一言でいえば中途半端。もう少しお金を貯めてBoseを買うのが賢い金の使い方ではないかと(これがもっとも大きかった)、「後悔するぞ」とささやき声。半分の価格で似たようなスピーカーが隣においてある。次に大きさ、持ち運ぶには同社の
Victor ポータブルスピーカー [SP-A220-A] (ブルー)も持っている。また気軽に音楽を聴くにはパナソニックのラジカセRX-ED57も持っている。どちらもそれなりに良い音で後者は十分フロイドを堪能できる。それなりに投資した高級?オーディオがある。最後に耐久性が疑問視された。持ち運びでバラバラになりそうなデザインでプラスチックのボディ。どうせなら安く買って後悔しないようにとネット通販で最安値を確かめると、ある通販店で購入した同商品が開封後に再包装されたものと疑念が残ったと書かれていた。多分自分にあっては絶対許せないと憤った。○×電気にて未開封品を目で確認して買おうと決断し、翌日結局最安値よりも6000円も高く買った(なんとも笑える展開で)。
そして家にて ラジカセよりも一回り小さいスピーカーがiPodとセットでこれほどの音が出るとはと驚いている。充電するときはiPodをつけるがそれ以外はライン入力(アナログ)で
Logitec Bluetooth AV用レシーバ タフバッテリー AR120シリーズ ブラック LBT-AVAR120BKと接続してiTuneを聴いている。光デジタル入力も可能なのだが使っていない。小さなラジカセとなるが、自分が断言できるのはこの大きさのラジカセでこのような音が出せるのはない。においをかいで見るとほとんどない。箱の中もない。これで開封されたものか疑念が生じるというのも納得するが未開封が一目でわかるシールが張ってあるから?いや先達のおかげでこのシールを貼ることになったのかもしれない。
小さなスピーカと曲げた竹筒を組み合わせて自分で作ってみたらなどと考えてしまった。Boseとの比較をしてないがJBLの同じ価格帯の商品と比べるとこちらが上。残る心配は耐久性なのだがそれを評価できるときにはもう売っていないような気がする。