本書の約7割はカードの詳細及び、浅原氏(国内MTGプレイヤー、デッキビルダーとして著名な方)のそれに関する使用感・解説が主となっています。
ただし注意したいのはあくまでもカード単体での解説で有り、コンボ・デッキ構築の様な物は多くは有りません。
また、能力やアイコンなど説明書で分かる部分は全て書面から省かれている為、使い勝手が若干悪く感じました。(カードの表示を大きくして読み易くしただけ、とも言えます)
カードカタログは種族毎に纏められSET1・SET2の順に登録されています。
ただ、個人的な感想ですが巻末の索引が50音順のみでNO.での検索が出来ず、ここでも若干の使い勝手の悪さが目立ちましたし、余白も十分に有るのでイラストレーターの名前等記載しても良かったのでは?と詰めの甘さを感じる作りになっています。
当然ながらこの本で入手出来るカード能力はネット環境が整っていれば、簡単に入手出来ると思われます。
しかし、まだプレイされていない方や初心者の方にはまずオススメ出来る一冊です。
理由は全てのカードの絵柄を纏めて見れる事。
これは(大人の事情で)ネットで探すには少し骨が折れますし、視覚的にそのカードを知る事で手元に持って居なくてもカード構築の参考にしたり、対戦時に相手に出された時の不安を多少なりとも減らせます。
TCGにおいてカードの種類を覚える事は直接勝率に繋がりますし、対戦時に場に出された際にも直感的な対応が取り易くなる為です。
暇な時にチョコっと読むだけでも新しい発見が有るかも知れませんし、サイズも大判コミックス程度ですので持ち運びに苦労すると言う事も無いかと思います。
まだEOJに不慣れな方・これからやってみようかな?と思って居られる方で有れば、是非手に取って頂きたい一冊です。
但し、先日一部のカードに修正が入るとのアナウンスが有りましたので、今後の動向次第では第2版以降の物を求めた方が良くなるかも知れませんが…。
最後になりましたが装丁に関して。ホビージャパンらしく少し凝っています。
ブックカバーが擦りガラスの様な半透明のプラスチックカバーな為、帯を付けなければ一見何の本か分かりません。人の目が気になる様な場所でも多少は読み易くなっているかと。(笑)