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今も緊迫した関係が続く「南北の分断」をテーマにし、韓国の歴代興収記録をぬりかえた社会派エンタテインメントの大ヒット作。北と南の兵士たちが、それぞれ友情の念を抱いたことから起きてしまう惨劇。そんな皮肉をあますところなくとらえることで、民族の怒りと悲しみを浮き彫りにさせた意欲作でもある。南北の立場に挟まれ、次第になす術を失っていくヒロインは、実は事態を見守るしかない観客の代弁者でもあり、だからこそ余計につらく悲しい。(的田也寸志)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
民族分断の悲劇!,
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レビュー対象商品: JSA [DVD] (DVD)
同じ民族が分断されている悲劇をこれほど良質の映画にしたことは驚きといえます。十分世界のマーケットで通用する作品でしょう。涙をさそうシーンはそれぞれでしょうが、私はラストにでてくる1枚の写真のなかに撮影を止めようとしているショットのなかに全ての人間が写ってくるシーンです。すぐそこにいる「隣人」に声もかけれず、憎しみあわなければならない。なんと言う悲劇でしょう。この映画のように良き友となれる「隣人」と殺しあわなくてはならない。過去50年間そう教育されてきた両国家の人たちは、こころの半分では友人になりたいと思いつつ、パニックになれば銃をもってしまうのでしょう。ただの反戦映画以上の感銘をうけました。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
重い語り口,
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レビュー対象商品: JSA [DVD] (DVD)
「シュリ」に続いて日本でも大きく採り上げられた作品であり、「シュリ」と同じく南北分断国家の悲劇を基本としながら、その語り口ははるかに重いサスペンス・ヒューマンドラマである。エンタテイメント性がないと言えば嘘になる。しかし「シュリ」が南北分断という事実に立脚したアクション&メロドラマだったとしたら、「JSA」は南北分断そのものを描こうとしているように感じられる。書き割りに過ぎない「シュリ」で描かれた北側とその工作員に比べ、「JSA」の軍人は血の流れた個人として描かれており、それがまたこの作品の悲劇性に深みを増している。韓国系スイス人将校ソフィーを探偵役とした緻密な謎解き・数少ないながらも迫真の戦闘アクションシーン・緩急のついたキレのあるカット割と演出・複数の時間軸で起きた事件を一つの流れとしていく構成、どれをとっても映画の質として「シュリ」を凌駕している。 朝鮮労働党中央委員会組織宣伝扇動担当書記も努めた金正日北朝鮮労働党総書記は映画狂で知られる。総書記は南北首脳会談において、韓国人記者相手に「シュリ」の北朝鮮の描き方には苦言を呈していたが、公開後大きな話題となっていた「JSA」には「是非観てみたい」と興味を示した。また、実際に観て高い評価をしていたといわれる。 派手なわけでは決してない。しかし地球上残された最後の壁の一つを正面から描いたものとして、この映画は重い存在感を保っている。
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
民族分断の重さ,
By ke-ke-chan (新潟県新潟市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: JSA [DVD] (DVD)
JSAを舞台にそこで起こった発砲事件の真相を中立国から派遣された女性士官が解明していく。最初は両国の兵士とも真実を語らない。黒澤明の「羅生門」のような展開。しかし、やがて真実は仕官の推理と兵士たちの回想で明らかになる。 1回見ただけでは理解が難しい。ただ、日本人としては南北のあり方とか心情的な部分に関しては新しく知る部分もできて、非常に新鮮な気持ちで鑑賞できた。彼らの立場や苦悩する心理もよく伝わってくる。 韓国に行って実際に板門店を見ただけにあのセットの出来はすごい。同じ人種なのに、38度線という一つ線をまたいだだけで友情さえも許されない緊張感がある。友情とささやかな平和、それらを破壊する民族分断の重さに終始圧倒された。4人の交流に胸を打たれました。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0
1枚の写真に収斂させる構成が巧み
ズバリ名画。韓国・北朝鮮の軍事的対立の最前線にある兵士の奇妙な交流とやがて訪れる悲劇。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ともぱぱ
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