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最も参考になったカスタマーレビュー
92 人中、81人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アジアンアイドル戦争の中の一筋の光,
By UVH (神戸) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: JPN(通常盤) (CD)
いつの時代でも、アイドルもしくはポップスのリスナーと音楽好きの間には大きな壁がありました。お互いがお互いを理解できないものでした。Perfumeはポリループを取り入れつつも大ヒットした「ポリリズム」でそれをほんの少し壊しました。 レコード会社に反発してまでこの新しい挑戦に踏み切った中田ヤスタカを、J-POPを救う光のように感じたものです。 でもそうじゃなかったのかなと最近感じ始めていました。 進化してはいるものの中田ヤスタカやメンバーに「天下とってやる」という野望は無かったんじゃないかと。 これからが勝負だとは感じていたものの、シングル曲ばかりが詰め込まれた曲群を見たときもあまり期待は出来ませんでした。 でも実際聴いてみて、これで良かったんだと気づかされたような気がします。 最高傑作だと思いましたし、GLITTERのAlbum mixを聴きながら「JPN」というタイトルの意味をかみしめ感動していました。 K-POP、そしてAKBの台頭の中でこそ、この「JPN」というアルバムは貴重なんだと思いました。 K-POPは上手いけれどコピーチックでこころにこない。 AKBは日本らしさがあっても音楽として評価されたものではない。 Perfumeはアジアンアイドルの中で外国人がこのアルバムを聴いて「これがJAPANか」と思ってくれたら誇らしく思える、そんな音楽なんです。 音楽好きもうならせる「音」で、アイドルが、ポップスシーンのど真ん中で、歌って踊ってるんです。 そんな驚くべきことが起きているJAPANなんです。 では「GAME」よりも「トライアングル」よりもなぜ「JPN」なのか。 アルバムを通して前向きでどこまでもポップで、「輝き」を音からメロディから声から、思い切り表現していると感じました。 このレベルの「音」だけじゃない音楽の表現力は今までに無かったと言い切れます。それで個人的にほぼ直感的に最高傑作と感じました。 でも最高傑作かどうかとかはどうでもよく、本当に気がかりだったのはPerfumeの進んでゆく道です。 感動したのは、「JPN」が「聴かせるアイドル」としておそらく音楽史上最高のバランスを保った作品だと感じたからです。 音楽好きもうならせる「音」と書きましたが、それはそのままよりポップスらしくなったことでPerfumeは鬼に金棒の「アイドルJPN代表」になろうとしているのです。 つまり、Perfumeのアジアンアイドルとしてのアイデンティティをよりいっそう深めたのが「JPN」。 そしてその姿勢は完全に前二作と違う点です。 日本代表Perfumeの幕開けにふさわしい名盤になったと思います。 とにかくこれからの活躍に目が離せません。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「懐かしい近未来」的なものはもうないのですね,
By
レビュー対象商品: JPN(通常盤) (CD)
Perfumeの新譜ということで、私も諸手を挙げて絶賛!でも良いのですが・・これから聴こうという方へ敢えて私なりのレビューをと思いまして。 ・かつての近未来・時空超え・自分さがし・せつない感的なキーワードはもう殆ど感じないです。 ・変わってイメージされるのは「等身大の女の子・部屋・ガールズライフ・メール・待ち合わせ」など。 ・Voはじめ、テクノ風のギミックをはずせば、(よくできた)普通のJ-POPに感じるのでは? ・日本語RapフレーズはPerfumeにやってほしくなかった・・(三人が器用なのはもうファンは知っている し、ここにきてそういうのを披露する必要はないと思う)。 ・今回一番好きな曲はGLITTER(Album mix)です 。 正直、等身大の女の子の歌はPerfumeでなくても(中田ヤスタカでなくても)いいのでない?と思うところ、ありますね・・。 近未来三部作からポリリズムの頃のスタッフ共々一体となって新鮮なものを産み出していた雰囲気はさすがにあまり感じられなくなってきました。 日本のレコード会社(ディレクター)、また余計なことをしてしまったのでは・・といったがっかり感があるのです。 過去の作品にあった、「懐かしい近未来」的なものはもう今後やらないのでしょうか。 個人的には、その辺とても残念に思います。 当時爆発的な支持を集めたひとつの大きな要素だと思うのですが。 「コンピューターシティ」「エレクトロワールド」〜「ポリリズム」の、スケール感あるコンセプトと、そこに悠然と立つPerfumeの3人という、この一見ミスマッチとも思えるところが生み出した、新しい世界と見事なギャップ効果。 (Perfumeがこれを堂々たるパフォーマンスで体現した!) そこが真ん中にあった上でこそさらに光る「チョコレイトディスコ」「Love The World」ではなかったでしょうか。 また、さかのぼって「引力」「カウンターアトラクション」等の素晴らしさをファンは知ったり、その後「Take off」「Night Flight」「edge」へつなげていったPerfumeクオリティらしきものを、今回あえていったんアイドル/J-Popモードに戻すことが目的だったのかも知れないな、などと考えてしまいました。 さらに、音・映像・ステージングで思わずニヤリとさせられる、クラフトワークやバグルス、アンダーワールド、YMO(特に細野さん)のテクノ歌謡、そして「edge」あたりは、バキバキテクノというよりもドイツのプログレ風味で、そんな良い意味でのオマージュ的な楽しみはどんどん少なくなってしまうような気がしてさびしいです(すみません辺境ファンの勝手な独り言ですが・・あれこれ勝手なことを語りたくなる、それもPerfumeファンならではの面白さ!ということで・・(笑 ) 今後のPerfumeがどうなっていくのか、いちファンとしてもちろん気になるのですが、パフォーマンスも含めて、そろそろ新展開の時期かなと今回の「JPN」を聴いて感じましたし、期待しています。 企画ものでもいいので、ゴージャスな生バンドをバックにつけて、ど迫力でアルバムを再現してみてほしいな! 特に生のリズム隊のグルーヴで三人に躍動してほしいです。そういうのはダメですかねえ・・。かっこいいと思うのですが。 とにかく、次の展開を楽しみに待っております。
76 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アルバムって普通、、、,
By ぺrふめ (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: JPN(通常盤) (CD)
シングルの曲を集めて、一つの集大成だと思うんですよね。なのにperfumeコアファンはバキバキのかっこいいテクノやその独創性を求めているっていう時点でアルバムに対する一般的な捉え方とまったく違いますね。初回限定版を購入して、レビューを書いてアマゾンに消されたので(言論の自由以外と無い。会社として悪い問題)、ここで言わせてもらいます。今回、このアルバムを聞いていて思ったのは、perfumeのことについてあまりよく知らない人が、このアルバムを機会にすごく好きになっているということが言えます。僕の知り合いでperfumeについては、ポリリズム、チョコレートディスコぐらいしかイメージがないという女性が「超かわいい!欲しい、、、」と言っています。特に「ねぇ、575、微かなカオリ、ナチュラルに恋して」などのシングルがに逆に新鮮で新しいものに聴こえたり映っているようです。つまりこのアルバムは他の方もレビューでお書きになられているように、perfumeのことをあまり知らない人々が知る大きなきっかけになるという意味でアルバムの本来の目的を達成しているんだと思われます。 そしてこのアルバムのコンセプトはやはり、他の誰もがお書きになられているように、「かわいい」、普通のアイドルのようなかわいさではなくのっち、かしゆかが言っていたように「大人かわいい」だと言えるのではないでしょうか。またJPNという名の通り大きな目標として海外に進出するということで、日本代表として日本の音楽、つまりJ-popを世界に売り出す考えが伺えます。実際僕の海外の友達、アメリカ、ヨーロッパの方はyoutubeを通じてperfumeが好きになったようでそのperfumeの曲の中でも「baby cruising love」、「セラミックガール」、「チョコレートディスコ」などは「かわいい、超大好き!踊りたくなる」と言っています。このことから言えることは、世界は前作のアルバム「GAME」や「'凵vのようなバキバキのかっこかわいいテクノだけではなく、日本の良いリズムの音楽をかわいい女の子が歌っているそのかわいさにすごくほれ込んでいます。僕が「なぜ好きなの?」彼らに聞くと、アメリカ人は「アメリカには無いソフトカルチャー、ソフトパワー」といって独自性を認めています。ヨーロッパの人は「GAMEや'凾フ中のバキバキのテクノ、例えばedgeやGAMEはヨーロッパのテクノから見ればこういったものはよくあるし、あまり新鮮味を感じない、でもチョコレートディスコやワンルームディスコはかわいくていいよね」と言っています。ですので、これまで「GAME」、「'凵vなどのアルバムではアイドル、J-popからの脱却し「かっこかわいい」を売り出していましたが、今回はあえてそのJ-popに挑戦し、世界に売り出すという戦略がすごく合っていると思います。 perfume本人自身、例えばのっちは、アルバムについて「海外に進出するっていう大きな目標もあるんですが、最近はむしろ日本人が日本の文化(j-pop?)のことを好きになって欲しい気がしますね」というようなことを言っていました。またかしゆかは今後のperfumeについて「強くやわらかくありたい」と言っていました。こういったことを聞くとperfumeがちゃんとした目的意識をもって良い物を作ろうという意気込み持っていること強くを感じます。また最近日本の音楽j-popを聞かなくなった日本人にも聞いていただき日本(JPN)を好きになり、日本(JPN)に誇りを持ちたいですね。 それから、perfumeの初回限定版を手に入れる前、手に入れた後の喜びといったらたまりません。本当に最近はperfume以外に何かにわくわくしたりする楽しみって本当にないです。perfumeのアルバムやシングル、作品はたくさん売って儲けることがすべてじゃなく、買う人が喜んでくれるような物を作ろうという愛を感じます。いつも本当にありがとうございます。perfume。 個人的には、かっこいいバキバキのテクノも好きですが、かわいいテクノも大好きです。最近大好きなのは「微かなカオリ」で、あの歌詞のキュンキュンする世界観に良いリズムのテクノがついていてとてもたまりません。テクノの世界では歌詞などは等閑にされがちに感じますが、他のレビュアーもお書きになられているように中田さんは歌詞の日本語の世界を逆にすごく大切にしているんだなと実感してすごくいつも感動します。もちろん「my color」や「心のスポーツ」もすごく好きです。しかし一つのアルバムとしてすごく作品の世界観を味わう良いアルバムだなと思います。
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