老人会の同輩であるエヌ氏が『可愛らしい清楚な娘さん3人がクラフトヴェルクのようなプログレッシヴな音楽に合わせて踊るさまがなんとも興味深い』と評し私に薦めてくれたのが私とパフュームさんとの邂逅でありました(余談ですが、エヌ氏は私と違って帝国大学卒のインテリゲンチャであり、出版業界に長年いたためかサブカルチュアにも年齢の割には造詣が深い御仁なのです)。
嗚呼、初めてレイザービームの映像をユーチュウブで拝見した時の衝撃たるや!彼女たちの踊りは躍動的でありながらどこか禁欲的でもあり、静謐と抑制の藝術である日本舞踊とどこか相通ずるものを感じます。このうら若きお嬢さん方が如何ほど研鑽を続けてきたのだろうかという感嘆と尊敬の念を禁じ得ません。これもまた藝術と呼ばずして何と呼びましょうや。可愛らしさの中に尋常ならざる高い職業意識が垣間見られるところも好感が持てます。パフュームさんのメンバーは三者三様で皆魅力的ですが、妻に似ていることもあり私には殊にあ〜さんの愛嬌が非常に好ましいものに思われます。
レコード全体を通して聴きますと、電子音がある時は村祭りの狂騒のように楽しげに、ある時は名手が弾く弦楽器のように優雅に響き、彼女たちの鈴の音のような声と相まって何とも郷愁をそそられます。妻がお下げ髪の女学生であった頃を思い出し気恥ずかしい気持ちが去来しました。
冗長になりましたが、私にとって凡百のジェイポップ作品とは一線を画する佳作だと考えます。これから以前の作品も購入し拝聴しようと今から楽しみでなりません。
追記:あ〜ちゃんさんは「ちゃん」も含めて固有名詞なのですね。これまでずっと「かしゆかさん」「のっちさん」「あ〜さん」と呼んでおりました。俄かフアンぶりを披瀝し汗顔至極です。あ〜ちゃんさん、名前を間違って本当に申し訳御座いませんでした。ご指摘くださった方、誠に有難うございました。昔からのフアンの方、失礼しました。