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最も参考になったカスタマーレビュー
52 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絶対に最後まで聴き通したくなるアルバム,
By ざきざき (滋賀県大津市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: JPN(初回限定盤)(DVD付) (CD)
なんの躊躇もなく、僕はこのアルバムに最高評価の五つ星を捧げます。最後まで聴き通したくなるアルバムというのは、絶対にいい作品だと思っていますが、 このアルバムは完全にドンピシャでした。 このアルバムが駄作であるという人は、おそらく”エレクトロワールド”や”GAME”、”edge”のような、 カッコイイ系のバキバキなサウンドのPerfumeがお好きな方なのでしょう。 しかし、Perfumeはまるで生き物のように変化し進化し続けるものだと思っています。 あなたが見た、ブレイクしたてのカッコイイ系のPerfumeも、その変化・進化の過程の一つに過ぎないのです。 渋谷系オシャレポップスからバキバキのエレクトロまで、すべてをコンプリートした中田ヤスタカという男だからこそ、 これほど多様なカタチに3人を導いてくれるのでしょう。 ある意味、毎作毎作ここまで毛色の異なる作品を作っているのだから、 本作は自分の耳には合わないのだという人が居ても全くおかしくはないのです。 ただ、これをきっかけに完全にPerfumeから離れてしまうのだとしたら、それはとてももったいないことだと思います。 もしかしたら、次のアルバムがあなたのお気に入りの一枚になり得るからです。 本作があまり好きでないという方は、ファンだからといって無理して買う必要はないと思いますよ。 しかし、どうか、あなたの心の中からPerfumeを消し去らないでほしい、そう思います。
421 人中、351人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「J-pop」の意味を回復する「JPN」,
By
レビュー対象商品: JPN(初回限定盤)(DVD付) (CD)
正直、収録曲が発表された時残念に思ってしまった方は多いのではないだろうか。ここ一年の怒涛のシングル攻勢をそのまま反映させた見慣れた楽曲の数々。 新譜はオープニングトラックを除けばほぼ4曲…。 口では楽しみと言いつつ物足りない、と思ってしまったのは私だけではないはず。 そして今JPNを手にして、Perfumeと中田ヤスタカ氏に本気で土下座したい方もきっと多いに違いない。 日本的国歌的久石譲的に静かな余韻を残す電子音の鎮魂&再出発曲「The Opening」に始まり mixと言いつつ別に普通…あれ故障…うn?…えええ!?と叫ばざるを得なくなる「レーザービームmix」 そして流れるように始まりシングルver以上の楽曲の煌きに目が眩み自然と顔が綻ぶ「GLITTERmix」… この開始3曲だけでリスナーの耳と今までの曲情報を破壊し、再構築してしまう力がある。 そのせいか(ほぼ)手が加えられていないシングル曲群がより一層輝きを増し、新たな魅力を提示してくれた。 新曲はコテコテ80'sアイドルソングカバーを彷彿とさせたり、 中田氏の古巣渋谷系フレンチpopの味わいを久々に感じさせ、驚きと同時に新しい懐かしさを覚える。 決して泣かせる歌詞ではないのに自然と切なさで泣けてくる。 どこまでもポップに、でも決して保守的ではない「日本のポップス」だ。 果たして、今までのPerfumeはただ硬派なだけのテクノポップユニットだったのだろうか? バキバキの近未来エレクトロニカとブリブリのアイドルポップを同じ土俵に上げてしまう、 ジャンルの垣根を超えてどこでも自分達のホームに変える強引さを忘れている方も多いのかもしれない。 スターダムに伸し上がる前、アンダーグラウンドなアイドルとして畳二畳のスペースで踊っていた、 あの頃のPerfumeが好きだった方にこそ聴いて欲しい。 テクノポップユニット、何よりもアイドルとしてのPerfumeから感じた あのキラキラの多幸感をきっと思い出せるのではないだろうか。 「J-pop」というジャンルは見下される国産音楽の代名詞になってしまったが、 J-pop=女性や若年層に媚びた何も考えてないスイーツ()的楽曲では決してないはずである。 「JPN」は、Perfumeがアイドルの意味を再度、そしてJ-popの意味を根本から回復するアルバムだ。
110 人中、92人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アジアンアイドル戦争の中の一筋の光,
By UVH (神戸) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: JPN(初回限定盤)(DVD付) (CD)
いつの時代でも、アイドルもしくはポップスのリスナーと音楽好きの間には大きな壁がありました。お互いがお互いを理解できないものでした。Perfumeはポリループを取り入れつつも大ヒットした「ポリリズム」でそれをほんの少し壊しました。 レコード会社に反発してまでこの新しい挑戦に踏み切った中田ヤスタカを、J-POPを救う光のように感じたものです。 でもそうじゃなかったのかなと最近感じ始めていました。 進化してはいるものの中田ヤスタカやメンバーに「天下とってやる」という野望は無かったんじゃないかと。 これからが勝負だとは感じていたものの、シングル曲ばかりが詰め込まれた曲群を見たときもあまり期待は出来ませんでした。 でも実際聴いてみて、これで良かったんだと気づかされたような気がします。 最高傑作だと思いましたし、GLITTERのAlbum mixを聴きながら「JPN」というタイトルの意味をかみしめ感動していました。 K-POP、そしてAKBの台頭の中でこそ、この「JPN」というアルバムは貴重なんだと思いました。 K-POPは上手いけれどコピーチックでこころにこない。 AKBは日本らしさがあっても音楽として評価されたものではない。 Perfumeはアジアンアイドルの中で外国人がこのアルバムを聴いて「これがJAPANか」と思ってくれたら誇らしく思える、そんな音楽なんです。 音楽好きもうならせる「音」で、アイドルが、ポップスシーンのど真ん中で、歌って踊ってるんです。 そんな驚くべきことが起きているJAPANなんです。 では「GAME」よりも「トライアングル」よりもなぜ「JPN」なのか。 アルバムを通して前向きでどこまでもポップで、「輝き」を音からメロディから声から、思い切り表現していると感じました。 このレベルの「音」だけじゃない音楽の表現力は今までに無かったと言い切れます。個人的ではありますがほぼ直感的に最高傑作と感じました。 でも最高傑作かどうかとかはどうでもよく、本当に気がかりなのはPerfumeの進んでゆく道です。 感動したのは、「JPN」が「聴かせるアイドル」としておそらく音楽史上最高のバランスを保った作品だと感じたからです。 音楽好きもうならせる「音」と書きましたが、それはそのままよりポップスらしくなったことでPerfumeは鬼に金棒の「アイドルJPN代表」になろうとしているのです。 つまり、Perfumeのアジアンアイドルとしてのアイデンティティをよりいっそう深めたのが「JPN」。 そしてその姿勢は完全に前二作と違う点です。 日本代表Perfumeの幕開けにふさわしい名盤になったと思います。 とにかくこれからの活躍に目が離せません。
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