本書は第1版(1955年)から第3版(1979年)まで改訂の間がありましたが、国際単位系(SI)への対応のためでしょうか、第4版(1984年)以降、2、3年毎に版が新しくなり、第10版(2001年)発行以降、改訂が落ち着いているようです。
私は、本書、商報(機械部品商社が発行の各種の機械部品の主要寸法・仕様と価格をまとめたカタログ集)、メーカーから取り寄せたカタログ、設計に関連するJISなどの様々な規格や法規、そして本書で扱われていない機械設計(主に計算)について書いた本(日本機械学会編「機械工学便覧」や単行本など)を使って機械の設計計算や設計の実務をしていました。機械工学の基本的な知識のあることが前提となりますが、頻度高く使う計算式(「こう計算するんだったな」と思い出させてくれる例も収録)やJIS規格が収録されていることから、まず手にするのは本書でした。そしてA5サイズの約800gの重さは持ち出すのに苦にならないもので、出張カバンによく入れました。しかし、現在は荷物軽減と計算の入力手間を省くため、文章の部分をpdfファイル、計算式とJIS規格の部分をExcel化した第11版がでないかと、心待ちにしている状態です。