最初は未来を変えることを危惧していた主人公が、あるとき愛する人が出来、友や恩人も増えて、過去の世界で歴史の波にもまれるに連れて
むしろ、目の前の人の命を救うことで未来を変えていこうとするようになった。
タイムスリップ物では、主人公が成すことは歴史から見ればちっぽけで、結果的に歴史は変わらないことが多いかと思いますが
この物語では、主人公によって救われた/変えられた命や歴史が、最終話で描かれる現代にもしっかりと受け継がれているようです。
20巻よんで、冒頭の伏線を最終巻で回収ということになりましたが、無限ループというわけではないので気持ちがよいです。
最終話を迎えるのは名残惜しかったのですが、主人公の思い出がすべて「存在している」ことがなにより大円団だったと思います。
全体的に、史実と当時の人々の情を医療の面から実際に見ているような感覚になる。
SF要素入ってますが、そのくらい引き込む力が強い、リアリティのある漫画だったと思います。