傑作ハードボイルド・アクション『JESUS 砂塵航路』第10巻です。サブタイトルは「捕食者たちの夜」。
冒頭は前巻の続きである、チェチェン戦の回想から始まります。
そこでは、ジーザスの口から「自分が過去に犯した大きな罪」の真相が語られます。
昔語りを終えたジーザスたちに突如として襲いかかる、無人兵器と特殊部隊。さらには『エレメンツ・ネットワーク』と『ナイトゴーンツ』までが参戦し、その中で遂にジーザスと土方護が三年ぶりに相まみえます。
そしてlesson.110『暁のイージス -闇は再び-』で、『死がふたりを分かつまで』では既に大活躍の「ドクター」が、『砂塵航路』に初めて姿を現します。
劉伊健から護衛の依頼を受けた楯雁人。その護衛対象者の背には、見間違えようのない、あの忌まわしい傷が……。
あとがきによれば、『砂塵航路』も後半戦に突入したとのこと。ますます混迷を増す物語の中で、幾つもの重い過去を背負いながら闘う戦士たち。その死闘の物語は、まさに必読です!