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JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-
 
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JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか- [単行本(ソフトカバー)]

ジュリアン・コープ , 奥田 祐士
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか- + 証言! 日本のロック70’s ニューロック/ハードロック/プログレッシヴロック編 (単行本)
合計価格: ¥ 5,040

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商品の説明

内容紹介

日本以外の英語圏のロック・ミュージシャン、ジュリアン・コープによる、全世界初の「日本ロック研究序説」ともいえる「JAPROCKSAMPLER」。
2007年秋にイギリスで刊行された、その待望の邦訳版が、白夜書房より、2008年7月23日に発売される。
この本における、ジュリアン・コープの長年の研究による研究の記述の数々は、当の日本において、どのように受け入れられるのだろうか。日本人でも初めて聞くような不可思議なエピソードの数々は、今まで、日本ロック史といった本ではお目にかかれないものばかりで、その虚実もしくは、その真贋は、日本のロックを聴いてきた我々でしか理解できないものなのだろうか。
1945年から始まる戦後ポピュラー史と共に語られる、GS時代を経て(ナント、本文中で、今まで40年以上、日本で判らなかった<グループ・サウンズ>の言葉の起源まで明らかにされている)、日本ロック黎明期に至る道のりは、今までの日本ロック史の空白期を埋める貴重なものである。さらに、著者選の「日本ロック・アルバム50選」は今までにない独断と偏見に満ちてはいるものの、全く新しい角度から、日本のロックを解析している。サブタイトルが、原書に日本語で「戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか」とあることからもわかるように、著者は明らかに、最初から、この本が日本で読まれることを前提に書いているようにも思える。ただし、その独断と偏見、また事実誤認も含めて、この本の真の意味での内容と価値が分かるのも、また日本人だけなのかもしれない。

ジュリアン・コープ──時代の先をゆくロック・ミュージシャンにして音楽学者、ヒップな考古学者にしてかつてはティアドロップ・イクスプローズのフロン トマンだった男がお届けする「JAPROCKSAMPLER」。これまでは言語の障壁によって、戦後日本の音楽が、西洋ではひとつの謎となっていた。こ の不当に閉じられたドアを開ける鍵は、ぜひとも自分が提供したいとジュリアンは考えたのだ。
これは第2次世界大戦後、西洋の音楽が日本に上陸する過程と、そこから生じたなんとも美味しい騒乱状態をつづった1冊である。シャドウズ・ナンバーをポップにカヴァーした半音階のインストゥルメンタルから、ディランの影響を受けた浪曲の復活まで、ロックンロールの変容が、日本ほど独創的かつ魅惑的な かたちでなされつづけた国はほかにない。
「JAPROCKSAMPLER」は、伝統的、保守的な日本の価値観と、1960年代、70年代のワイルドなロックンロール背教徒たちとの衝突を探究する。放浪のアートシアター系詩人から、ハイジャックも辞さない暴力的な反体制ロック・グループまで、戦後日本文化の鍵を握るアーティストたちの物語を伝 え、重要なジャップロック・アルバムを総括する。
ジュリアンは約束する。この本を読めば、音楽、アート、時間に対する考え方が、がらりと一変するだろう──場合によっては、人生観そのものまで。

内容(「BOOK」データベースより)

伝説のミュージシャン=ジュリアン・コープによる「日本ロック研究序説」。日本ロック創成期の空白を埋める奇書、遂に邦訳。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 350ページ
  • 出版社: 白夜書房 (2008/7/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4861914337
  • ISBN-13: 978-4861914331
  • 発売日: 2008/7/23
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 274,019位 (本のベストセラーを見る)
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109 人中、108人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
1位 フラワー・トラヴェリン・バンド 「SATORI」
2位 スピード・グルー&シンキ 「イヴ 前夜」
3位 裸のラリーズ 「HEAVIER THAN A DEATH IN THE FAMILY」
4位 ファー・イースト・ファミリー・バンド「多元宇宙への旅」
5位 J.A.シーザー 「国境巡礼歌」

本書巻末の「著者のトップ50」に掲げられた上位のアルバムを見ただけでも、ジュリアン・コープが日本のどのようなロックに関心を抱き、評価しているのかがわかると思います。

本書では、日本の1960年代から1970年代後半にかけてのアンダーグラウンド・ロック・シーンが体系的に説き明かされています。
日本の音楽誌が重きを置きたがるはっぴいえんどやYMO等には全くといっていいほど言及がなく、内外のサイケ・プログレ系リスナーに人気の高いフラワー・トラヴェリン・バンドや裸のラリーズ、J.A.シーザー、マジカル・パワー・マコといったミュージシャンの解説に多くの熱意が注がれています。

音楽性についての評価にも日本の音楽誌のような遠慮がなく、良し悪しの基準がはっきりしています。例えば村八分に対しては終始(極めて)否定的なトーンですし、一方で外道については、彼が当初村八分に期待していたサウンドを持っていたと持ち上げています。あえて名前を挙げませんが、コレクターマーケットで高値がつくいくつかのミュージシャンのアルバムを「クズ」とこき下ろしてもいます。
ただ、スタンスが明快なことから、読み手が著者との音楽的嗜好の距離感を測りやすく、否定的な評価があっても不愉快な感じは受けません。むしろ痛快に感じる部分が多いです。

原書を読んだ時点で気になってはいましたが、事実関係の誤認は非常に多いです。日本版では明らかに誤っている箇所については注記が付されているほか、こうした疑問点に関しての折田育造氏(日本音楽業界の重鎮)へのインタビューが加えられています。折田氏は原書に対しかなり辛口の意見を述べられています。また近田春夫氏とマーティ・フリードマン氏の対談も加えられており、面白い読み物になっています。
日本版は日本の音楽事情に通じた編集部の監修による丁寧な造りですが、原書にあった索引は残してほしかったと思います。

結論めいたことをいいますと、とてつもない労作だということです。日本にはこれまで類書は皆無といっていい状況でした。言葉の壁もあり、資料を掘り起こすのもとてつもなく困難な作業だったと思います。またこうした日本のロックの海外への紹介は本来日本の音楽評論家が果たすべき役割であったはずです。その意味でも本書には批判より賞賛が向けられてしかるべきかと思います。海外で今後本書が日本のロックについての基本的な解説書になるであろうということには、一抹の不安を覚えないでもないですが。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
既に的確なレヴューがあるので、簡潔に書きますが、まさに奇書です。これこそねじ曲げられた日本のロックシーン。作品の評価は個人的なものなので、外国人の偏見はあるものの、違和感はありませんが、ミュージシャンのバイオなど、抱腹絶倒もの(ネタバレするのでここには書きません)。筒井康隆の『色眼鏡のラプソディ』、小林信彦の『ちはやぶる奥の細道』『 すばらしき日本野球』のよう! パロディ小説、いや不条理小説のような感触であります。そこまで言わなくとも、曲解ノンフィクション『東京アンダーワールド』『菊とバット』のロバート・ホワイティングと例えてもいい。もちろん否定的に捉えているのではありません。日本語という言語の障害や、豊富とは言えないテキストを元にしているだけに、不明点は著者の想像、妄想で補完されているのは明白。シーザーの安部譲二の説明など、言葉を失います。テキストの引用文など、日本語を英語に訳したわけだが、日本語版にするため、さらに日本語に戻すという伝言ゲームのような作業が、より本書をキテレツにしている。悪いことは言いません。絶対に読むべし。買えとまではいいませんので、立ち読みでもいいです。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TOMOKIX
形式:単行本(ソフトカバー)
事実誤認だの、スペルミスだのくだらない揚げ足取りを、わざわざ当事者まで引っ張りだして
解説させるほど、貶しているのか?激賞しているのか?邦訳出版の意図を疑いたくなるが
本来であれば陽の目を見ることもなく、埋もれていた音楽に「これを聴け!日本人よ!」と
くだらない似非ロックに騙され続ける、日本人にJ・コープは呼びかけている。

本書では、その後書きですら全く著者であるJ・コープのプロフィールもおろか、ディスコグラフィー
にも触れていないが(糞業界人が、「J・コープって誰よ」て感じでホザイているがお前こそ誰?)
つい最近も新作「Black Sheep」を発表したばかりの、正真正銘筋金入りの「ろけんろーら」である。
内田裕也をリスペクトするのも何だかうなづける話である。

かつて、アイランドレコードに所属している時は、新作発表と共に来日してくれた。「セイントジュリアン」
を引っさげてのジャパンツアー大阪公演に行ったのだが、当時話題になった「腹切り」パフォーマンスに
興奮したオーディエンスがステージに殺到し、サンケイホールの椅子がぶっ壊れたのを今でも憶えている。
クレイジーでサイケで、すごくフレンドリーなジュリアンのライブはいつも最高だった。

本書の影響でもあるまいが、トラベリンバンドが新作を発表した。日本のロックリスナーは、J・コープにこそ
目を向けるべきだ。そして、是非、もう一度日本にやって来てほしいと願う。
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