カヴァー曲以外は全曲本人作詞。アイドルチックで幻想的な内容も、シリアスで重い内容もサラッと表現してしまうSaoriさんの作詞センスにまず驚かされます。
音もそんな歌詞を存分に活かすべく、ジャケ写にあるような蛍光色的煌びやかさに包まれたシンセサウンドになっていて、それは言わずと知れた電気グルーヴのカヴァー曲であるM1「Shangri-La」の時点で存分に伝わってくると思います。
少しだけ大人っぽく、甘くひんやりしたような加工された彼女の歌声も、シンセやメロディに馴染んでいて綺麗です。
中でもキラーチューンと呼べそうなのが、M2のサヨナラリヴァイバルとM4のchemical soda。
前者は幻想的な歌詞にキレのあるシンセが乗るエレクトロ・ハウスで、後者は新進気鋭のクリエイター・ヒゲドライバーが提供したキュートなチップチューンになっています。
特に私はサヨナラリヴァイバルの2:43辺りの展開が格好良くてツボです(笑)
またM5のMy Wayは平淡な曲調ですが、歌詞が凄い沈んでて切ないけどもクセになります。
個人的には、こういった系統の音楽が好きな人もそうでない人にも聴いてもらいたいアルバムですが、好みもあるでしょうから一度は視聴された方が良いと思います。
MySpaceやYoutubeに次作の「
WOW WAR TECHNO」(これも良盤)とともに視聴用音源がアップされています。