臨床医が遭遇する様々な診察場面を想定し、その時点で行うべき検査や判断の合理性を実際のデータを元に徹底追求。同じテーマを扱った世界中の英語論文を検索し、発表されたデータから感度・特異度・尤度比を計算して求め、どのような診察方法や検査方法が診断を確定するのに貢献するか、あるいは逆に特定の病気を否定することができるか論理的に確率を突き止めていく。
例えば、60代で乳房のしこりを自覚して受診した女性の診断をどうやって確定すればいいだろうか? 乳房の触診はどれほど有効か、X線マンモグラフィーはどれほど有用か、または乳癌を否定できる検査データはあるのか、良性腫瘍と悪性腫瘍の識別はどのくらい可能かなどを論文の発表データから計算し、何がお勧めかを明らかにしていく。同じ検査でも40代の自覚症状がない女性の場合、どのくらい確率が変わるのか、家族に乳癌患者がいる場合、検査の推奨度はどのくらい変わるのかなど、様々な疑問に回答を出していく。
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