内容紹介
※ご注意ください
データにSACDの記載がございますが、通常CDになります。 バッハが生涯愛し、また何度も改定を施した「ヨハネ受難曲」。通常は劇的な合唱で始まる版が演奏されますが、この1725年版は、後に『マタイ受難曲』の第1部の終曲に置かれることになるコラール「人よ、お前の大きな罪を嘆くがよい」で始まります。なぜバッハが冒頭にこの合唱を持ってきたのか(後の改定では元に戻してしまった)、また何曲かの重要な曲を差し替えたのか理由は不明ですが、一つの形として聴くのは大変興味深いものです。テノール歌手として知られるニコ・ファン・デル・メールが福音史家と指揮を担当。全体を覆う柔らかいトーンの合唱と、重厚な響きの管弦楽が調和した壮大な史劇として表現されています。この曲に何を求めるかは、聴き手によって違うのでしょうが、語り手によって全く違う世界を見せてくれるバッハの懐の深さにも感嘆の声を上げたいアルバムです。
アーティストについて
ニコ・ファン・デル・メール(指揮)/コンチェルト・ダムステルダム/ラ・フリア/マハテルト・バウマンス(ソプラノ)/マールテン・エンヘルチェス(アルト)/マルセル・ベークマン(テノール)/マタイス・ファン・デ・ウールド(バス)/フランス・フィセリエール(イエス)/ニコ・ファン・デル・メール(福音史家)