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J・S・バッハ (講談社現代新書)
 
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J・S・バッハ (講談社現代新書) [新書]

礒山 雅
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容説明

バロック音楽の巨人バッハの魅力を紹介する職人音楽家一族,吝嗇漢の素顔,聖なる数字と音楽,教会音楽と世俗音楽…….J・S・バッハの人間像に迫りバロック音楽の楽しさ,いかに聞くかを紹介した力作.

内容(「BOOK」データベースより)

眠れぬ夜に「ゴルトベルク変奏曲」。謎をはらんだ「フーガの技法」。最高傑作「マタイ受難曲」…。平易と優美の時代に抗い、生と死の問題を見つめ続けた最後の音楽職人J・S・バッハ。人間を超え、神に向けられた彼の視線は、音楽をも「超える」。豊富な資料と自筆譜に加え、名盤・名曲案内まで備えた決定版バッハ入門。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 講談社 (1990/10/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061490257
  • ISBN-13: 978-4061490253
  • 発売日: 1990/10/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 新しい発見を教えてくれます, 2004/11/25
レビュー対象商品: J・S・バッハ (講談社現代新書) (新書)
バッハというと、誰もがかたくるしいイメージを持って受け入れる傾向がありますが、それを打ち砕くような意外なバッハとその作品の側面に取り組んだ本です。まず、どうしてバッハが敬遠されるのかを考える事から始めて、やがてその誤解を解いていこうとする著者の意図が表れています。実際に聴いてみれば分かるのですが、バッハの作品には心地よいものが少なくありません。それでいて、奥が深く、様々な、多様な聴き方が可能だというところまで評価を持ち上げていきます。
あまり情報がない中でバッハの生涯についても出来るだけ詳しく書かれていて、そこでも意外なバッハの一面を多く知ることでしょう。モーツァルトと同じように、決して「聖人」ではなく、人間くささに満ちた愉快なバッハがここでは記されています。そのような話を参考にする事で、今まであまりバッハを聴いてこなかった方でも関心を寄せたくなる事でしょう。
バッハに詳しい読者にも十分役に立つ本でもあります。複雑な対位法の中でのバッハの音符の使い方など、かなり深く追求して著者独自の見解を紹介しています。巻末の演奏の紹介では、今までのバッハ演奏に対する批評とともに、どのように聴いたらよいかの参考にもなるような丁寧な記述が見られ、かなり内容的にはボリュームのあるものといえます。
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35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 コンパクトかつ斬新なバッハ入門, 2002/2/25
レビュー対象商品: J・S・バッハ (講談社現代新書) (新書)
バッハのコンパクトかつ斬新な入門書である.「数と象徴」では,「フーガの技法」を例に挙げてバッハが作曲するにあたって異常なまでに数字に固執していた様子を書いている.例えばBACHをアルファベットの順序に直すと2,1,3,8であり,2+1+3+8=14であるからテーマの音符数を14にするとかなどである.文庫本という厚さの制約上,数とバッハの関係を深く論じているわけではないが,そのあたりは同じ磯山氏編集の東京書籍「バッハ事典」を見ればより詳しいことが分かる.流石日本を代表するバッハ研究者だけあって原典を綿密に分析しており説得力があり,ときおり挿入される著者の感想が機知に富んでいる.末尾にはバッハ入門のための推薦CDが載っており,初心者には大いに参考になる.私は本書を5回以上通読した.磯山雅の他の著作(「バッハ―魂のエヴァンゲリスト」や「バッハ事典」など)も私は好きである.
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自由なバッハを描き出すということ, 2009/9/26
By 
くにたち蟄居日記 (Surabaya,Indonesia) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: J・S・バッハ (講談社現代新書) (新書)
 バッハを聴くことは好きなのだが バッハ自身について良く知らないので本書を読んだ。

 本書の優れている点は バッハを「神格化」していないところにある。著者はバッハの音楽に関しては 幾分神格化
しているが バッハ本人に関しては そうしていない。その御蔭で 人間としてのバッハが生き生きと描かれる。
本書から見えてくるバッハとは お金に細かく 時として人と激しく争う なかなか付き合いにくそうな男だ。
どちらかというと 一緒に働きたくないタイプである。

 但し 著者には そんなバッハを描き出した戦略があると読んだ。

 著者の考えるバッハの音楽は 従来言われる「宗教的な深さ」だけではなく「精神の自由さ」に富んだものだ。
バッハの「精神の自由さ」を読者に伝えようと思うのであるなら 従来の固いバッハ像を まず壊す必要がある。
その為には 戦略として 「バッハの人間臭さ」を前面に出していくべきだ。
 その辺りが 本書における著者の一つの考え方だ。

 そうして それから齎された「精神の自由」を ジャズとの親和性に繋げていく部分は 正直目から鱗が
落ちた。古くは グールドの演奏もジャズ的だと言われたわけだが その裏返しとして ジャズ演奏家が
バッハを演奏することは今でも見られる現象である。また バッハだけに見られる現象と言えるのではないか。

 バッハの音楽的寿命は きっと長いものになるだろう。今後1000年程度は十分に聴かれるに違いない。
その時々にどのような解釈と演奏があるのかが楽しみだが 勿論 僕が聴ける部分は限られてる。

 
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