一つの見方として、何か得るものがあるかな… と思いつつ読み進めましたが、
結論的にはポジショニングトークとしか評価できません。個別銘柄を語る前に、Jリートそのものが抱える構造的欠陥をきちんと伝えてほしい。確かに最後のほうで、投資法人債、借入タームの件、内部留保不可の件等簡単に触れてますが、それ以外にも減損における税制、安値増資等々非常に投資対象として見るに当たり注意すべき重要な問題を抱えています。
不動産関係者として、投資家の一員として指摘できるのは「過去の高配当=物件の競争力」とは限らないという点、極論を申し上げればたとえ競争力の弱い物件であれど高配当の商品にアレンジすることは十分可能です。つまり「物件の善し悪し、競争力に尽きる」というくだりは負債サイトを無視しており、明らかに間違えです。「物件の競争力」が一つの構成要素として重要であることは間違えありませんが。さらに、物流施設や商業施設においても現在多くの課題を抱えています。筆者の主観と客観的事実は、分けて具体的に説明していただきたい。高配当には相応のリスクが存在します。中長期のインカム狙いなら、総合利回りで検証すべきです。
また、筆者は、リターン・リバーサルで収益を上げたことと、継続的インカムでの収益をきちんと分けて表現しないと誤解を生じます。
短期(一年単位)で高収益を上げた実績は、リターン・リバーサルではないのでしょうか。それなら、Jリート固有の高収益性とは言い難いのではないでしょうか?