メジャー2作目のアルバムで、本商品はライヴ映像を収録した特典DVD付きの初回版A。前作「狼煙-NOROSHI-」から本作までの間に、メンバーが5人編成となったり、「Makemagic」以降のシングル作品では音楽性の拡散が伺えるなど、バンドとして大きく変化を続け発表された本作。今のJealkbがどのような音楽をアルバムで提示するのか、ファンの方は興味深々で本作の登場を待っていたのではないか。結論から書くと本作は、これまでJealkbが築き上げてきたサウンドを崩す事無く、更にメジャー感を高め、前作より高い次元に到達したサウンドを披露している。
新曲として収録されている曲の多くが、elsa(ds)によって書かれており、「殺気繚乱」「最後の嘘」「腐敗した世代」といった、インディーズ時代の若干ダークなイメージと、「誓い」以降のメジャー感が調和した作風の曲あり、キャッチーな歌メロが印象的な「ト域コイ」「リグレラ」「恋心」、本作中でもハードな部類に入る「baker baker paradox」「ROLLING」、ピアノ中心のバラード「静かな夜」等、良曲を多く収録。「makemagic」以降のシングルは、外部のソングライターによって書かれた曲だったが、本作がJealkbらしい作風に仕上がっているのは、やはりhaderu(Vo)とelsaという、これまで二人三脚でJealkbの楽曲を書いてきた2人のペンによる曲を中心に構成されている点が大きいと思う。
DVDが、これまた凄い。昨年(2010年)行われた「秋薔薇ノ紅」のSHIBUYA-AX公演の映像で、単品のDVDとして商品に出来そうなとは言い過ぎかも知れないが、CDの付属DVDとしては充分過ぎる充実内容。メンバーの人数は減ったものの、エネルギッシュなパフォーマンスを披露し、またJeaklbが良い曲を沢山持っているバンドという事実を再認識できる。ボーナスとして、haderuが仕掛けたドッキリ企画もあり、心広いファンなら微笑ましく観られるはず。