北欧メロスピで連想される、HELLOWEENになりそこないの線の細さは皆無(Vo.はヘタウマだけど)、80年に発売されていたら伝説になってたかもしれない(B級の名盤として)。リフを一聴して思い出すのは初期メイデン(ベースとギターのユニゾン)、RAVEN、JAGUARやブライアン・ロス関連(SATAN AVENGER BLITZKRIEG)等のNWOBHM中でもコアで疾走系だったバンド群。ツーバスでパタパタする疾走ではなくて、ヘッドバンガー御用達のスピード感が実に心地好く、上記バンドと続けて聴いても違和感はないだろう。
オリジナリティには疑問も感じないでもないが、21世紀にこんなことやってる人はまずいないのだからこれはこれで貴重である。当の本人達でもこの感触はもう出せないだろうし。
強いて難癖つければ歌メロがやや弱いが、NWOBHM自体そんなジャンルだし、だからこそ歌メロの印象的なメイデンがズバ抜けたわけで、減点するほど酷いとも思わない。次作もこの路線で突き進むことを願う。