79年リリースの名作。
明るい曲調、美しいピアノ、いつも以上に厚めに音を置く管楽器、繊細なフィドルの調べ、そして無類のソウルマスターVanの唄声、野性的でいて、最高に緻密な音の集まり。
Vanのアルバムが崇高でスピリチュアルで取っ付きにくいと思っている方がおいででしたら、是非このアルバムを聴いてみて欲しい。
確かに所謂歴史的名作とされる「Astral Weeks」は革新的だし芸術的だし、「Moondance」もジャジーで且つ親しみやすいポップス感もあり永遠に語り継がれるであろう名盤だ。
個人的にも特に「Moondance」は最も好きな1枚だし、音楽が好きなら必需品かもしれないが、ただ、この「Into The Music」のポジティヴさ、親しみやすさ、それでいて完璧な音づくり、最初にVanを知るのに、最も適した1枚かもしれない。
何れにしても、リマスターされたこの機会に、Vanが苦手な人も、是非試しに聴いてみて欲しいのです。
日本ではまだまだ認知されていない彼の来日を願って・・・。