埼玉で結成された3ピースバンドの、約2年ぶりにリリースされたフルアルバム。
TKこと北嶋徹(Vo&Gt)の高速アルペジオとピエール中野(Dr)の変態ドラムテクは今回も健在。
それに加え345こと中村美代子(Vo&Ba)のベースプレイが前作に比べ格段にレベルアップしており、
3ピースバンドとは思えない音圧を繰り出しています。
独特の疾走感で始まる#1「nakano kill you」、#3「DISCO FLIGHT」では高速ディレイギターとディスコビートが絡み合い、
1フレーズしか歌詞の無い#5「am3:45」はそれを感じさせない怒涛のプログレ的展開が素晴らしく、
「らしくない」イントロの#9「夕景の記憶」の攻撃的でありながらどこか優しい"夕暮れ感"は、
凛として時雨の新しい可能性を感じさせる、そんな作品に仕上がっています。
前作「#4」に比べ楽曲の構成がスッキリして、展開がスムーズになり聴きやすくなっている印象を受けました。
今後の活躍に期待を込めて星5つ、オススメの1枚です。