4つのパートで構成される約72分の曲。ミニマルミュージックのように繰り返しが多用されていますが、全く退屈さを感じさせず引き込まれていくような作品です。特にパート4は作品全体を凝縮させたような迫力があり、このパートだけでも必聴です(その昔NHK-FMのクロスオーバー・イレブンという番組で何回か放送されたことがあります)。
作品は大変すばらしいのですが、今回購入した Deluxe Edition(輸入盤)では、パート4の12:38付近にはっきりとした音飛びがあります。まるでLPレコードで針飛びを起こしたかのように、一瞬ではありますが曲の一部が欠けてしまっています。作品全体のフィナーレとなる部分なだけに本当に残念です。ネット上のフォーラムやレビュー等にも同様の指摘が見られますので、この状態で出荷されてしまったものと考えられます。ディスク2には "Pipe Tune" や "Wrekorder Wrondo" 等、おそらくいままでCD化されていなかった音源も入っており、その点でもこの Deluxe Edition は待望のリマスター版ではあったのですが。おそらく修正版が出るでしょうから、購入を考えている人はそれまで待った方がよいでしょう。