イタリアのメロパワバンド、アラクネスの5th。2006作
イタリアのメタルバンドの中では活動歴も長い部類に入るこのバンド、
これまでのどの作品もそこそこのクオリティながら、さして印象になかったのだが
今作はなにやらのっけからクラシカルなピアノのイントロでおごそかな雰囲気。
楽曲の出来も悪くはなく、きらきらとしたシンセワークにテクニックのあるギター、
そしてまあまあ歌えているヴォーカルによる中庸のメロディックメタル。
ときおり聴かせるクサメロや、クラシカルなシンセワークなど、光る部分はあるのだが、
いかんせん、このバンドの楽曲にはどうもビジョンが足りないというか、
心沸き立つものが感じられない。小手先で整えられた平均点の作品という印象。