西海岸の歌姫ニコレットの79年発表の2作目。1作目ほどの商業的成功は得られなかったが、忘れてはいけない佳作である。1作目よりのりのよい曲が多く、しっとりとした曲は少なくなった。バックは前作と一部入れ替わり、リンダ・ロンシュタットは参加せず、代わりにというかマイケル・マクドナルドが3曲目に参加してAOR風のデュエットを聞かせてくれるのが本作の目玉になっている。その曲も良いが、個人的にはまさにダンサブルな1曲目、ニコレット自身も曲作りに加わり、冒頭のギターがかっこいいロック色の強い2曲目、シュープリームスのヒットで有名な6曲目、カーラ・ボノフの名曲9曲目、そしてローエル・ジョージに捧げた10曲目が特に好きだ。全体に歌が前作よりのびのびしており、ある意味前作よりも彼女の魅力全開と言えるだろう。