ファレルは、ブリトニー、インシンク、ミスティカル、Jay-Z、Nelly、Snoop Doggらの
大ヒット曲をプロデュースしていたスーパープロデューサーチーム、ネプチューンズの片割れである。
彼らの手がける音は、和太鼓のような音もあるユニークで強力なビートと、
不思議な音、意表をつくコード展開、そして不協和音寸前の和音の組み方に特徴がある。
本アルバムでは、そういった特徴はそのままに、さらにファレルの特徴を強めた作品になっている。
つまり彼のファルセットボイス(逆にけっこう本格的なヴォーカルもあるし)、そしてよりさわやかな和音(伴奏)が、今まで以上に強調されている。
1番はNo DoubtのGwenをフィーチャーしたヒップホップ系な曲。2番は映画『ドラムライン』のような細かいビートを入れたラップだ。
3番は、不協和音寸前のねじれた音の組み合わせがクセになりそうなラップ。伴奏とベースのアンバランス具合がいい。
4番や7番、8番などはこれまでのネプチューンズ調、Frontin'の流れをくんでいる。
10番はセクシーなR&Bになっているし、13番もとても爽やかな曲調にボンゴのようなリズムを合わせたきれいな曲。
5番ではなんとジェイミー・カラムが参加し、そのせいか、ジャズっぽいクールな雰囲気。新鮮なサウンドといえる。
ジェイ・Z参加の9番は80sポップスのようにノリがよくて聴きやすく、
カニエ・ウェスト参加の14番はマイケル・ジャクソンみたいでとてもカッコよくキャッチー!!
参加アーティストは他にスヌープ、ネリー、スリム・サグにプッシャT。
ドラマーでもあるファレルの紡ぎ出す面白いリズムと、時にジャズっぽくもなるきれいな和音が堪能できる一枚。
ネプチューンズのプロデュースした曲が好きだった人には絶対におすすめなアルバム。
ファレルの特徴あるヴォーカル&サウンドに、くせになるCDで、捨て曲もまずない。