とりわけ民族的音楽に長けたミュージシャンをフィチャーし、
Hancock 自ら各国、各地のスタジオに出向いた。その行動自体が、このアルバムの
音楽的コンセプトなんだね。
各アーティストへのインストラクションは大して無かったのか、皆イキイキと自分流音楽を
プレイしている。まさしく国境無きフィールドワーク音楽を実践して見せた。
Hancock は目立たず騒がず実に自然体でジャズ・キーボディストに徹している。
自ら各音楽の器とならず、質量の重い核に徹する形で全体をコンポジットしているのが
良く分かる。
あのジャケイメージで敬遠していた P!NK なんだけれども意外にやるね !
Seal のアルバムは1枚も持ってないんだけれど是非買いたい。
特筆は ビートルズのカバー T−8 に Dave Matthews 起用はお見事。
逆に Jeff Beck の起用は残念な結果に、このアルバムにおける4番バッター的ポストを
任されたにも係わらず、Jeff 本人がスタンダードスキルの乏しさと存在感の無さを
露呈した結果となり、恥ずかしい思いをしているのでは ?
全10曲 約1時間6分 世界を股にかけて創出された大作。