前作 Dark Passion Play での中途半端感を見事に拭い去ってくれた感のあるアルバム。
楽曲自体は相変わらずのハイレベル作品群で、今回もまた新しい試みが随所に見られ、まだ進化を止めてないバンドの力強さを感じます。
昔で言うなら、コンセプトアルバムと言う所でしょうか、これ1枚で映画1本分か!?と思うような内容で、それぞれの楽曲のテーマが互いに絡み合いアルバム1枚で一つの作品と言った仕上がり具合です。
シングルヒットを期待するようなアルバムではない事は明白なので、前作の Amaranth や Bye Bye Beautiful のようなシングルカットを期待してるファンには若干難解かもしれませんね。
唯一と言うか、このアルバムのテーマでもある Storytime がPVも制作され、シングルを意識した作りに成ってますが、これはツォーマスのサービス精神の現れか?と思っています。
又、前作でのアネットのバンドでの位置づけが曖昧だった感じが見事に覆され、彼女の魅力が伝わる作品になってます。
やっとバンドに溶け込んだ感がでて、ターヤファンにも一定の評価を頂けるアルバムだと思います。
事実、Once を聞きまくってた私の耳には、Dark Passion Play は楽曲はともかく、Nightwish らしからぬポップ感やシングルヒットを意識した作品作り、アネットの中途半端な歌い方に違和感を感じ、アネットに対する評価はしてませんでした。
当のアネットも含め、やっとファンを満足させる、新しい Nightwish を世に出してくれてありがとう!と言う気持ちで一杯です。