Superimposed Metric Modulation という新しい言葉を、1987年始めに目にした。
やはりAlan Dawson の門下生で私とほぼ同時期に師事した Vinnie Colaiuta (当時はまだそれほどの地位も名声も得ていなかった)が、アメリカの打楽器関連の出来事をまとめた業界紙に、自分のメソッドとして発表していた。この頃来日した際も、シークエンサーを駆使して、このメソッドを盛んに実践し、人々をおおいに困惑させていた。
Superimposed Metric Modulation とは、簡単に言ってしまえばリズムの転調!という事である。
メロディー屋さん達の間では日常茶飯事に使用されているが、リズム隊にしてみればかなりの前衛芸術である。その後、残念ながら未だにメソッドとして日本ではあまり浸透していないテクニックではあるが、もともとpapa・Jones, Max Roach, そして我らのヒーロー Tony Williams が熟成した数学的なテクニックで、Vinnie はそれをよりロックバージョンにし、グルーブを強調して新発売したと考えるべきであろう。是非お試しあれ!!お勧めです。