第26回講談社漫画賞ノミネート作品。
バスケットボールを題材とした少年マンガでありながら、
登場人物たちの吹き出し外の<内声>が多く、
感情面の丁寧な描写・語り手が女性であることを含め
技法は少女マンガのそれに近いのではないだろうか。
そういう意味で主人公象が理想化されているきらいもあり
台詞もやや大上段ではあるが、
それ以上に現代の青春象にふさわしく
クールでスタイリッシュな点は素晴らしい。
本巻はその第三巻。陰陽二大主人公に加え、
本巻ではメインキャラクターたちが続々と揃う。
バスケは5人でやるものであり、そういう意味で
大いなる予感に満ちた巻でもある。
ちなみに本巻では巻末に短い外伝を所収。
こちらはより少女マンガっぽい
心象風景の描写からなっている。