浅田先生の、浅田色が充満してる本作。
話の舞台は高校のバスケットボール部ですが、
スポ根漫画という訳ではなく、バスケットの面白さに照準をあてている訳でもありません。
本当は繊細で脆く臆病な心を、格好つけたりひねくれたりして一生懸命隠している生き物。
そんな思春期の少年を描かせたら日本一の浅田先生、
この作品でも存分に、彼にしかできない微妙な人間模様を魅せてくれています。
これまで好きだったものも見失いかけ、
行き場のないパワーを持て余してる乱暴者(笑)、立花茜。
バスケのエリート家庭ので育つ中、いつしかバスケが下らないものに見えてしまい
自暴自棄なプレイを繰り返す『柊仁成』。
中学最後の大会で衝突しあった彼らは、同じ高校に通う生徒として偶然の再開し・・・。
ぐだぐだだけど、時にシリアス。
綺麗な絵なのに、なんか青臭くてかっちょ悪。
I’ll劇場、始まり始まり〜。
<追記>
わたしはこの作品のファンです(特に4巻のエピソードが好きです)
しかし友人知人にお勧めしてみたところ、反応はよくありませんでした。
なんというか、『刺激』が足りないのだそうです。
「画は綺麗だけど、話の内容を考えたらラノベの方が向いてた」なんて意見もありました。
そこらへんの声を鑑みて、星3つ評価にしております。