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IT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶ
 
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IT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶ [単行本]

不条理なコンピュータ研究会 , 日経コンピュータ
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

情報システムを構築するプロジェクトは至るところで失敗が起こっており、同じようなことが繰り返されています。特に、ユーザー企業の経営者、情報システム部員、ベンダーのSEや経営者など、プロジェクトに関わる人々のエゴやメンツで企画や開発が進み、失敗しているケースが少なくありません。本書では、そうした「不条理」な事例を集め、事実を明らかにしました。その上で、「どこが問題だったのか」、「本来どうすべきであったか」をまとめています。さらに、各事例から問題の本質を抽出・分析し、解決の方向性を示しました。プロジェクトの失敗を繰り返さないために、CIO(最高情報責任者)からプロジェクト・マネジャ、システム・エンジニアまで知っておくべき必読の1冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

計画は完全なのに…なぜITプロジェクトは必ず混乱し、そして破綻するのか?その根幹にある「不条理」に赤裸々に迫る!CIOやプロマネ、情報システム担当者、SE必読の一冊。

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2006/02)
  • ISBN-10: 4822207994
  • ISBN-13: 978-4822207991
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 302,419位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:単行本
畑村洋太郎氏の「失敗学のすすめ」以来、失敗学ばやりである。

システム開発の「失敗学」本もかなり増えてきたので、この機会に一通り目を通しておこうと手に取ったなかの一冊である。

本書は、日経コンピュータ連載記事「不条理なコンピュータ」の再編集モノだ。失敗「学」の「研究」、というタイトルは少しヘンだが、内容はシステム開発の失敗事例31件をドキュメント風に記述したものである。

失敗学といえば、事例から失敗にいたる共通的構造を分析し、なにがしかの法則や「べし・べからず」の教訓を引き出すことに主眼をおくのが普通だ。しかし本書のはそうではなく、ひたすら失敗事例を並べていく。

また、本書で扱う失敗事例が、技術やマネジメントの問題ではなく、ステークホルダーのわがままや欲に起因する問題ばかりである点も興味深い。

まっとうなSEやPMが、頑張ってなんとか良いシステムを作ろうとする。しかし、ありとあらゆるステークホルダーが勝手な言動でそれを「妨害」する。物語としては、SEやPMが主人公、周囲のステークホルダーが「不条理な」悪者、という形をとってはいる。しかしよく読んでみると、初めから失敗をたくらんでいる悪者などはどこにもいない。成功させたいという思いは皆同じだ。なのにプロジェクトは失敗する。プラスを足していくといつの間にかマイナスになる。まさに不条理である。

本書には結論もないし、成功のためのノウハウもない。難しい理屈もなく内容も軽めだ。が、その軽さに比して得られるものは意外に深い。読む人の置かれた立場や経験、見識によって本書はいろいろな顔をみせるはずだ。その意味で本書はシステム開発者自身を映し出す「鏡」なのかもしれない。そこが本書のいちばんおもしろいところである。

ともあれ、単なる読み物としても肩が凝らず楽しめる。一読をお勧めしたい。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
自分が関わっているシステムで、なぜ満足のいくシステムを構築できることが少ないのか、疑問を感じている。

この本を読んでいると、同じ悩みを抱える人がIT関係者に多くいることを知って一安心する。

しかし、これだけ「動いているコンピュータ」で悩んでいる人が多いのに、業界全体の改善がされないのはどうしてだろうか。

やはり、ユーザが勉強不足なのだろうか。それとも、ベンダはユーザに十分満足されると過剰品質になってしまうのだろうか。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ITがその原因のように言われることも多いですが、実際には都合のよい言い訳に使われていることも多いようです。東証の問題なんかもそんな感じですね。

この本では、ここらへんの構造になんとかアプローチしようとしているようにに思います。正解が見えにくい分、読後に釈然としない感じがありますが、しかし、こういうものだということを知って、その上でリスクマネジメントとかもあるのかなという気もします。

いずれにしても、ITの専門家というよりも、経営者に読ませたい一冊ではないでしょうか。
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