この本のテーマは、
従来システム監査と言われている仕事を
IT内部監査と定義しなおして、
その仕事を網羅しようという試みである。
システムよりはITに重きを置いている。
つまり人とITを組み合わせたシステムよりも
ITの監査に重点を置いている。
また、現実にシステム監査は内部監査人が
行っていることを踏まえて、内部監査人
というキーワードも題名に用いている。
(公認会計士監査においてもシステム監査人が
必要とされているが、それはこの本の
主題ではない)
監査報告書および関連文書の
文書管理についても一章設けているのが珍しい。
この点は実務では重要なのだが、
多くの類似書籍ではこういうことに触れていない。
クラウド、IFRSといった最近の話題にも触れている。
実務としてシステム監査の進め方を考える時に
一冊あってもよいと思う。