(日経コンピュータ 2006/11/27 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
ITSSとは、IT Skill Standard(ITスキル標準)の略称であり、ITサービスの提
供に必要とされる能力を明確に体系化した指標のことです。企業戦略に基づいた
人材育成や、産学における各研修機関のIT サービス・プロフェッショナルの教
育・訓練に役立つことから、大手企業を中心に普及・導入が進んでいます。
ITSSの最新版は、2006年4月に発表されたバージョン2.0(ITSS V2)です。ITSS
V2は、前バージョンと比較して、中小規模の企業が導入しやすいような配慮がさ
れたことから、注目度が高く、現在、ITSSV2関係のセミナーは即、満席となる状
態が続いています。
本書は、ITSS V2をテーマにした最初の書籍でありITSSの第一人者である著者が
執筆を手がけているため、解説文は、信頼性が高く明快です。また、ITSSを導入
している企業の事例を豊富に紹介しているのも特徴です。
本書1冊で、その概要から具体的な導入方法まで、ITSSについて広く学ぶことが
できます。
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ITSSを導入する企業にお勧め!,
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レビュー対象商品: ITエンジニアのための【ITSS V2】がわかる本 (単行本(ソフトカバー))
まず始めにITSS V2の読みにくい内容をうまくまとめており、ITSS V2も改めて理解できるものである。導入事例の紹介は今までのITSS関連の著書には無い、著者のこれまでの実経験がこの本に詰まっており、人材開発をされている部署の方や経営者の方以外にも、特に現場エンジニアにも目を通して頂くと良いと思う。特に導入プロセスはシステム構築の上流工程にあたる要求分析、機能分析と同じ手法なのでエンジニアが読んでもピンとくる分かりやすい内容になっている。 また、この本は中小企業の方にはぜひ読んで頂くと良いと思う。大手企業はヒト・モノ・カネが揃っており、独自でITSSを導入することは可能であるが、中小企業はそうもいかない。その際にこの本にもある導入プロセスを参考にされると良い。 著者のホームページは毎週欠かさず拝見しているがまさにそれがこの一冊にまとめられた内容であり今後の活動に注目していきたい。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ITSSに関する最新で唯一の導入解説書,
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レビュー対象商品: ITエンジニアのための【ITSS V2】がわかる本 (単行本(ソフトカバー))
経済産業省がスキルスタンダードの導入に力を入れている。ITSS、ETSS、UISS、財務経理、、私自身も、今ではだいぶ理解が進み、経営戦略の実現や人材育成の効果的な展開に、スキルスタンダードは重要な考え方だとわかってきた。 ただし、2002年時点では、どうもITSSの思想からして、わかりにくかった。それが、「ITスキル標準経営者向け概説書」が刊行されてから、急速にわかりやすくなってきた。その流れは、2006年4月のITSSの改訂V2で決定的になった。 しかし依然として、いかに導入すべきかについては、異論や誤解が多いように思う。 本書は、ある程度ITSSについて理解されている方(ただし導入に失敗された方)にも、初めてスキルスタンダードという思想に触れる方にも、丁寧にわかりやすく書かれている。それは、各章の見出しが「活用」となっており、各章の前半に豊富な事例が書かれているところから、著者の工夫が感じ取れる。 まず、業務を考えましょう。そして、エンジニアみんなで、どうやってスキル管理を進めていくか決めましょう、と言っている。決して、客観的に評価するにはどうするか、エンジニアの尻たたきをどうするか、などとは言っていない。 とかくモラル低下などが語られるITサービスの現場だが、本書は会社と社員がWinWinの関係を築くための共通言語としてのITSSをいかに成功裏に導入・運用していくかの福音書である。 著者の次作にも期待したい。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
情熱と、現場の汗を感じる本。,
By ジャガー (東京都中野区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ITエンジニアのための【ITSS V2】がわかる本 (単行本(ソフトカバー))
「ITSS自体の説明」は、他の誰かにも出来るかも知れない。しかし、ここまで徹底的に「どうすればITSSを有益に使えるのか」という視点で書かれている文献は他に無い。 そして、内容は明らかにIT企業上層部に向けた本である。 導入を決定する者、方針を決める者、導入を推進する者に対するメッセージがふんだんに盛り込まれている。 「エンジニアのための」というタイトルは、 【誰がどう導入しても、最終的にはエンジニアに正しく理解してもらえないと意味がない。ITSSはエンジニアのためのものなのだ】 という著者の気持ちの表れだと感じる。
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