内容紹介
【特集1】
アジャイル・アーキテクチャ
~変化への俊敏な対応を可能にするアーキテクチャの実現形態を探る~
ビジネス環境の変化が著しくなっている昨今、それを支えるITシステムにも、変化への機敏な対応力(アジリティ:Agility)が求められるようになってきています。ITシステムに関するアジリティと言うと、ともすれば開発プロセスばかりに目が向けられがちですが、一方でITシステムのアジリティを高めるアーキテクチャ設計を行うことも可能です。本特集では、まず今日のビジネス環境とそれがITシステムに課す要求を整理したうえで、アジリティも含めたITアーキテクチャの成熟度を測るためのリファレンス・モデルを紹介します。また、ITシステムのアジリティを高めるアーキテクチャの代表例としてSOAを取り上げ、SOAが実現するアジリティの特徴や、SOAの特性を生かしたアジャイル・アーキテクチャの実現方法などを解説します。さらに、今日注目を集める「Java+LL(Light-weight Language)」に焦点を当て、同アーキテクチャの特徴と、それによって実現されるアジリティの特性などを紹介します。
【特集2】
事業継続性計画とITアーキテクト
~効果的な計画を策定するためのポイントを学ぶ~
ITがビジネスを支える重要なインフラとなった今日、災害などの非常事態が発生した際にも、ITシステムは最低限の業務を継続するための機能を提供し続けることが求められます。この非常時における行動/手順をまとめたものが「事業継続性計画(BCP:Business Continuity Plan)」です。BCPは、さまざまなリスクに対処する必要性から、社会環境と密接な関係にあります。例えば、ここ数年、テロや不正アクセスといったリスクが顕在化してきましたが、そうした社会環境の変化に合わせて、BCPは随時、見直しを図らねばなりません。本特集では、BCPの基本事項を整理したうえで、その策定においてITアーキテクトが果たすべき役割を考えてみます。さらに、計画を策定する際、特にITアーキテクトの観点から留意すべきポイントや、今日の社会環境に即したリスク要因とその影響/対処法についても解説します。
【特集3】
アーキテクトに求められるリーダーシップ論
~開発チームを成功に導くために、アーキテクトが目指すべきリーダー像を探る~