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第1章 業革活動の全貌 第2章 業革活動への布石 第3章 BPR基本構想と業革推進室
第4章 短期間に動かす開発ノウハウ 第5章 社員への啓蒙とユーザー教育 第6章 プロジェクト運営のノウハウあれこれ 第7章 21世紀に向けた業革活動 第8章 資料
という章構成で、プロジェクトを担当したコンサルタント会社が監修したこともあって、ポイントのまとめ方が要領を得て、理解しやすい内容になっている。内容は情報技術から人の意識改革まで網羅的で、このようなプロジェクトを進めていく上で、チェックリストとしても使えそうである。
著者が業革推進室というトップや全社とつながった部門で活動したため、大企業がゆっくりとだが舵を切っていく様が、経営層の発言や従業員アンケート結果などで描かれている。人の意識改革に絡む部分には、かなりの紙数が割かれており、改革への抵抗に対してどのように対応していったかが、具体的に示されており参考になる。
情報技術の位置付け、アプローチ方法については、コンピュータを単なる道具と考える向きには、理解しにくい部分が多々出てくることだろう。ビッグバン方式での導入など、なぜ著者がそれを主張するのか、本書により、業務改革という大目的のもとでのことだと理解できる。
中堅、中小企業でも、使うITツールは異なっても、同じような考え方は適用できると確信できる一冊である。ITに関する知識は余り要らず、適当に読み飛ばしてもよいだろう。
企業の情報システム部門のリーダークラスの方にも、幅広い問題意識を持ってもらうため、ぜひ一読されることを勧めたい。
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