『日経コンピュータ』などの雑誌やwebサイト、ITproに掲載された記事を集めたMOOKだけど、まさにタイムリーな記事が集められていて、事業継続のために、情報システム部門が取り組むべきことが分かる。
今回の東北関東大震災においては、幸い、自分の所のシステムは被害を受けることはなかったが、BCPの杜撰さに気付かされるとともに、計画停電への対応を余儀なくされ、忙しい毎日を過ごしている。
改めて、自分たちの情報システムの災害対策の見直しを行っているところでもあるが、まさにこの本は、私たちが検討を進めていることについての記事がたくさん掲載されており、タイムリーな内容だった。
おそらく、今回のような震災を想定した災害対策が万全にとられている企業や自治体は少ないだろう。この本は、そんなところの情報システム部門の人が読むにはピッタシの本だと思う。
特に参考になったのは、102ページ以降の「BCP最終点検 25の「誤解」を正す」という記事。BCPを立てる際、見直す際には、これらの観点を注意して行いたい。特に、バックアップのところは、伝送という方法を検討してみたい。