今回は学園祭というイベントに加えて新キャラクター、更識楯無が登場し、彼女をメインに話が展開されることになります。
学園物ならば学園祭のようなイベントはあってしかるべきですが、新キャラの彼女については正直必要だったのかな?とも感じます。
これまでの巻を見ると、ヒロイン一人ひとりにちゃんと出番を与えるような書き方をしているため、キャラが増えるということは
一人に割かれる文章量が減ることになり、オマケに今回は楯無さんに多くの文章量を割いてしまっているため、既存ヒロインの描写がかなり不足しています。
これまでもキャラクターの描写量、掘り下げが十分だとは思えないため、これ以上キャラを増やしてしまって大丈夫かと不安になります。
更に今回、ついに明確な敵が登場することになりますが、肝心のその部分をギャグパートから唐突に展開し、しかもページ数40ページほどで
本格始動→決着まで付けてしまうという展開の速さ。オマケに楯無さんがいい様にあしらってしまうというとんでもない展開になります。唖然としました。
いくらなんでも展開が速すぎます。4巻に続いて5巻もバトル無しではまずいと思ったのかもしれませんが、こんな展開にするのなら
4巻と同じようにインターバル的な巻にして、6巻以降でじっくりと時間をかけて描写してくれたほうがよっぽど良いと思います。
この作品、メカデザインとキャラの可愛さに惹かれて1巻から読んできましたが、どうにも迷走している気がします。
1巻目こそまさしく学園+ロボット物といった感じでしたが、最近の巻では学園ハーレムに比重が置かれすぎていて
ISやそれに関わる描写を差し替えて、SFファンタジーバトル要素無しの学園ハーレム物にしてしまっても問題なく話が成立してしまいそうなのがとても残念です。
設定やキャラは魅力的なのですし、次巻以降では原点回帰して、学園とロボットをちゃんと両立させた作品を書いてほしいですね。
長文失礼しました。