2002 年におなじ監修者によるおなじタイトルの本が出版されているが,2007 年に出版された本書においては,内容・著者とも一新されている.一応 IPv6 の初歩から書いてあるが,第 2 章以降を理解するためには基礎に重点をおいた他の本などで知識をえておく必要があるだろう.この本はすでに IPv6 についてある程度知っているひとが携帯電話,WiMax,Windows Vista など,他の技術と IPv6 との関係が知りたいときに読むのに適しているとかんがえられる.おおくの著者によって書かれているのでひとつの話題があちらこちらに分散されているが,それは逆につまみ食いしてもよいということでもある.IPv6 に関する「雑学」のためにはよい本だといえるだろう.